シンプルなテクニカル指標を使った、仕掛けるタイミングの探しかた
こんにちは、船越です。仕掛けルールというのは売買ルールの花形スターです。トレードをする人なら誰でも気になるポイントですよね。
誰でもより勝率の高い、利益が望めるタイミングで仕掛けて行きたいと思うわけです。利益を出しているトレーダーがどんな条件で仕掛けているのかは、お金を払ってでも知りたいと思いますよね~。
さて前回の株システムトレード講座では、シンプルかつ利益を上げられるテクニカル指標を3つご紹介しました。
- 移動平均
- 期間高値/期間安値
- 前日比
今回は、これらを使って、実際に仕掛けるタイミングを解説していきます。
「安く買って、高く売れ!」 仕掛けタイミングには3つのポイントがある!
投資関連の入門書を読んでいると「安く買って、高く売れ!」と、ありがたいことを教えてくれます。まあ、システムトレードに限らず投資全般/商売全般で鉄則のようなお話ですが、これは要するに、利ザヤの期待できるポイントで買わないとダメだということなのです。
簡単なようですが、これが実に難しい。では、利ザヤの期待できるポイントとは具体的にどこなのか? さまざまな手法/考え方がありますが、突き詰めていくと以下の3ポイントになります。
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- 株価が下げているところで反転上昇を期待して仕掛ける
- 株価が下げているところで反転を確認して仕掛ける
- 株価が上げているところでさらなる上昇を期待して仕掛ける
1と2が反転上昇を狙う方法、3がさらなる上昇を狙う方法です。
後は、それぞれのポイントでの仕掛ける初動を早くするか、遅くするかの調整になります。このポイントをいかに見つけて、いかに調整するかが成績の分かれ目ですね。それでは、それぞれの仕掛けポイントをテクニカル指標を使って見つける方法をお伝えしていきます。(次ページへ続く)