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本当に公務員は給与をもらい過ぎなのか
京都市が同業種との民間給与との比較を公開

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2010/10/17 16:30

 京都市は9月に京都市人事行政白書で、京都市職員の任用や給与、勤務条件、服務などを公開。この中で、京都市の現業職の給与と民間との比較を明らかにしている。現業職は「技能労務職」とも呼ばれ、公用車・バスの運転手、清掃作業員、給食調理員、学校用務員、ごみ収集作業員など。

 現在、京都市の市バスは、経営難のため、総務省の再建が必要な健全化団体に指定されている。そんな中、京都市の市バス運転手の給与は、4月1日現在で平均月収は53万8000円。これに対し、民間の平均は39万5500円で、約1.4倍となっている。

 また、ごみ収集職員(京都市:まち美化業務員)は42万7118円(国ベース38万425円)で、同業種の民間平均は29万9900円のため約1.4倍。用務員(同:管理用務員)は40万3562円で(国ベース39万9180円)、民間平均21万4000円の約1.9倍。給食調理員は34万7930円(国ベース34万3816円)で、民間の平均26万9900円の約1.3倍だった。

 一方、京都市の財政難の解決策を審議する市財政改革有識者会議は4日、「京都市の財政改革に関する提言~低成長、少子高齢化時代にふさわしい財政運営の考え方~」を提出している。

 同会議では「職員の給与水準が市域の民間企業の給与等と常に均衡したものとなるよう点検し、不断の見直しを進める必要がある。それは、全体としての均衡だけでなく、職種ごとの水準についても同様である。総務省が作成、公表している『技能労務職員の平均年齢、平均給料月額及び平均給与月額等の状況』によれば、公務員の給与水準は民間企業よりも高い状況となっていることを参考とすべきである」と指摘している。

 京都市人事行政白書によると、京都市は財政の非常事態に対する緊急対策として、平成21年1月1日から平成23年3月31日までの期間限定で市長が給料、地域手当、期末手当をそれぞれ20%カット。係員以上の役職らも給与の減額を行っている。

 長引く不況で民間給与が下がり続ける中、本格的に公務員の給与削減を実施できるのか、京都市の対応に注目が集まる。

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