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クーポン共同購入サイト盛況も「ポンパレ祭り」で大誤算の顛末 50万人集まらず

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2010/11/20 14:30

着々と知名度をあげているグルーポン系サービス。CMをオンエアし知名度も抜群のポンパレだが、ハーゲンダッツクーポン発行で問題が勃発した。

 共同購入で格安クーポンを手に入れることができるグルーポン系サービス。株式会社ビデオリサーチインタラクティブの調査によると10月度のクーポン共同購入サイトへの推定訪問者数は306万人となった。これは8月度より2倍の数字だ。

 ますます人気のグルーポン系サービスだが、中でもポンパレ(ポンパレードから変更)は大手リクルートの運営、CMオンエアで知名度も高い。しかし「ポンパレ祭り」と銘打ったキャンペーンのクーポンに大誤算が生じてしまった。

 5日、ポンパレはハーゲンダッツアイスクリームギフト券ミニカップ2個、通常660円が100円という格安クーポンを100万枚発行。しかしその取引成立枚数が問題を引き起こした。取引成立のための最低枚数は異例の50万枚で、期限は2週間程度。この前代未聞の枚数に取引不成立で終わるだろうと予測した人も多い。単なる宣伝目的なのではないかといぶかしがる人も。

 するとポンパレは10日、取引不成立の見通しが高まってきたとして、その時点の購買枚数(12万枚程度)で取引成立と発表した。ポンパレは想定を誤って最低成立条件枚数を50万枚にしてしまったとサイトにお詫びの文面を掲載。18日の11時59分まで購入は継続された。

 そして先着100万枚に変更されたクーポンは、約36万枚購入され期日を迎えた。やはり、50万人で取引成立は誤算だったようだ。しかしCMオンエア後の大キャンペーンでもあり、ポンパレのメンツにかけても取引不成立で終わるわけにはいかなかった模様。共同購入ではなく先着という本来のサービスとは異なる結末で、ユーザーの意見や購買人数で当初の設定をコロコロと変更するようでは心証はいいとは言えない。

 もう一つ懸念材料もあった。購入するには住所などの個人情報を登録せねばならない。元々ポンパレードの会員であれば問題ないが、500円ほどの値引きのために個人情報をさらすのを嫌うユーザーも少なからずいたことで、人数が想定よりも伸びなかった。

 50万枚に到達せず、苦肉の先着順…。スマートなやり方では無いとはいえないが、しかし結果的にポンパレの知名度はさらにアップし、大量の新規会員を手に入れたことを考えると、イベントとしては成功だったのかもしれない。

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