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神戸製鋼所(5406) 2Q累計は非鉄鋼事業が好調。業績の安定性や新製鉄法を株価は評価

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2010/11/26 18:00

<非鉄鋼事業や新製鉄法を評価して株価は堅調>
従来計画(7月発表)比で見ると、11/3期2Q累計(4-9月)は、非鉄鋼事業が鉄鋼事業の不振(高炉トラブルの一時的要因大きい)をカバーする決算となった。非鉄鋼事業の中では特に、中国向けショベルの販売が好調なコベルコ建機と、猛暑による特需もあったアルミ・銅事業が牽引車になっている。複合経営による業績の安定性や新製鉄法ITmk3(アイティ・マークスリー)が評価されて、本年の同社の株価は同業他社に比べて堅調な動きになっているが、12/3期のTIW予想PER10.5倍は上値余地がある水準と考える。
<同社の下期業績予想は保守的>
2Q累計の経常利益は、期初予想を93億円上回る493億円を確保。11/3期の経常利益見通しは750億円→800億円に増額した。円高による価格競争力の低下や、エコカー補助金の打ち切りによる国内自動車生産減等を織り込み、下期業績は慎重な見方になっているが、TIWでは若干上回ると予想。
<新製鉄法の潜在需要は大きい>
上昇が続く鉄鉱石等の原料への対応と、旺盛な新興国の鋼材需要の取り込みを着実に図ることが、わが国の高炉メーカーの共通の課題だろう。その中で、低品位の鉄鉱石と一般炭で良質な鉄を短時間に製造することを可能にした、同社開発の新製鉄法ITmk3が注目されている。収益に本格的に寄与するにはもう少し時間が掛かるが、潜在需要は大きい。(佐藤 謙三)
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【提供:TIW

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