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山崎製パン(2212) 10/12期は猛暑の影響で計画未達の公算

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2010/11/30 15:00

<株価は低迷が続きそう>
当面の株価は低迷が続くと予想する。これは、(1)3Q(7-9月)の記録的な猛暑によりパン需要が減少したことで10/12期業績が計画を下回る、(2)続く11/12期は今期の特殊要因(連結子会社不二家[2211]の決算期変更に伴う15カ月分の収益取込みなど)剥落や小麦価格の上昇が利益圧迫要因となり営業利益が横這いに止まる、と考えるからである。またTIW予想PERなど指標面でも特段の割安感はない。
<単体ベースの3Q累計決算は減収減益だった>
10/12期3Q累計(1-9月)は、売上高6,902億円(前年同期比4%増)、営業利益199億円(同19%増)となった。不二家業績の回復、不二家の決算期変更に伴う収益取込み増などで2割近い営業増益を達成したものの、3Qのマイナスが響き社内計画は未達だった模様。なお、単体ベースの3Q累計は前年同期比0.3%減収、同5%営業減益と厳しかった。
<11/12期の営業利益は横這いを予想する>
同社は10/12期業績予想を据え置いたが、TIWでは売上・利益ともに従来予想の下方修正(売上高9,270億円→9,250億円、営業利益326億円→302億円)を行った。続く11/12期業績は伸び悩む可能性が高い。子会社の特殊要因がなくなることに加え、小麦価格が現状で推移すれば下期中心に20億円程度の影響を受けるからである。(西村 尚純)
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【提供:TIW

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