冬ならではのデジタル冬グッズが続々と登場している。今年は、iPadやiPhoneなど、タッチパネル型のデジタル端末が話題となり、街中でも多く見かけるようになった。しかし、冬に手袋をはめたままタッチパネルを操作することはできない。寒い中、手袋を外し、凍るような素手でスマートフォンを操作するのはつらい作業だ。指先が露出しているいわゆる「指なし手袋」を使うこともできるが、やはり指先が冷えるのが難点だった。
そこで、各社からタッチパネルを操作できる手袋が発売されている。タッチパネルを操作するには微弱な電気が必要なので、電気を通さない普通の手袋では操作できない。ところが、タッチパネル対応手袋は、指先部分に電気を通す繊維が縫い込まれているため、手袋をはめたままタッチパネルを操作することができる。

指先に切れ目が入れてあって、必要に応じて指先を手袋から出せるタイプのものも発売されている。普段は5本の指すべてが手袋の中に収まっているが、スマートフォンなどを操作する際には、親指と人差し指を切れ目から出して、指先の肌で直接タッチパネルを触ることができるようになっている。また、手袋の指先部分が完全に着脱式になっているものもある。いずれも、スマートフォンを使わない時には、指先が温かく保護されるので便利である。
一方、オフィスなどで役に立つUSBを活用したデジタル冬グッズも充実してきている。サンコーからは、ヒーター内蔵で温かいUSBマウス「USBあったかマウス3」、USBポートに接続して使うヒーター内蔵ひざ掛け「USBあったかひざ掛け(キリン柄)」、「ドリンクウォーマー(巻きつけ型)」などが相次いで発売された。
また、サンワサプライからは、USBポートに接続して使う弁当保温器「USB弁当箱保温ポーチ」、超音波方式加湿器「USB加湿器」などが発売されている。冬に便利なデジタル冬グッズを試してみてはいかがだろうか。
【関連記事】
・ホリエモン、やっぱりお金持ち 有料メルマガだけで月収500万円と発覚
・なぜ人気? 中国人、日本の森林を相次いで買収
・これが取締役の年俸の実態だ 国内大手企業60社「お偉いさんの懐事情」
・赤字なのになぜ外国人経営者は破格の高額報酬を受け取れるのか