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2011年の世界経済を大胆予想 中国バブル終焉、北朝鮮崩壊、そして日本売り

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2010/12/29 14:30

世界中で政治リスクが増大しています。そんな中、2011年はどうすれば生き残ることができるか、下記5つのリスクシナリオを予測しました。(バックナンバーはこちら)

2011年の世界経済:これを買って生き残れ!

 アイルランド国債の格下げ、中国の金融引き締め政策への転換、米国の財政赤字拡大など、この1ヶ月で世界経済の先行きはさらに不透明になってきました。

 前回の記事で説明しましたが、いま世界中で政治リスクが増大しており、イベントがどこで勃発するか予想が困難になってきています。そんな状況の中、2011年は何を買えば生き残ることができるか、下記5つのリスクシナリオ別に考えました。

・ユーロ圏の崩壊
・中国バブルの崩壊
・米国インフレリスクの拡大
・北朝鮮の崩壊
・日本売り

 それぞれ見ていきましょう。

リスクシナリオその1「ユーロ圏の崩壊」

 ユーロ圏では、相変わらず机の下での条件闘争が行われる一方、新たな動きが出てきています。他国の負債の肩代わりを避けたいドイツ、何とか丸く収めたいECB(欧州中央銀行)、なるようにしかならないアイルランドとギリシャ、ポルトガル、スペインなど南欧諸国との間で熾烈な駆け引きが繰り広げられています。

 そんな中、格付け会社の格下げを受けたアイルランドに対し、英国BOE(英中央銀行)がECBとの協定を通じて資金を融通するとの発表がありました。ドイツが動かない中、アイルランドは英国の助けを受け、ポルトガルは中国やブラジル、スペインも南米諸国と資金調達について会談を行ったと報道されています。

 ユーロが最終的にどうなるかは誰にも分かりませんが。万が一分裂が起きたとき、どのようなグループに分かれていくかについては少しずつ見えてきたように思います。

 ユーロ崩壊というイベントが発生した時、市場はどう反応するでしょうか?世界中の資金はまずドルと円、そして金(ゴールド)に流れると思います。ボラティリティが上がることからエマージング通貨と株は売られ、国債が買われます。

 次に現在インフレ進行中の「中国バブルの崩壊」に備えた投資を考えてみましょう。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 課長 今調査役(カチョウ イマチョウサヤク)

    大学院で物理学を志すも途中、島耕作にあこがれ金融業界へ。本職は債券市場と計量分析のアナリスト(自称調査役)であるが、お金の流れを追う過程でマクロ経済、株式、商品、アセットアロケーションなどを学び、株の銘柄選択以外すべてに通じるマルチアセットアナリストとして、多方面で活躍(予定)。日本人として日本人の資産をいかに有効利用するかを生涯の目標とする。
    好きな言葉 「潮が引いたとき、誰が裸で泳いでいたかがわかる」

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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