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学習塾、相次ぎ「学童保育」教室開業
少子化に合わせ生徒囲い込み

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2011/01/02 14:00

共働き世代の増加で、学童保育の需要が増えている。そこで、塾大手が相次いで学童保育の機能を備えた教室を開業している。

 大手予備校の代々木ゼミナールのグループ会社で、通信教育ピグマキッズくらぶを運営するピグマコミュニケーションは12月20日、これまで一般的だった通塾型の学習教室ではなく、滞在型の学習教室「ピグマキッズ荻窪」を開業すると発表した。対象は、小学1年生から小学4年生。

 保護者が昼間自宅にいない共働きの家庭では、学校の授業の終了後に遊び場や生活、学習の場を提供してくれる「学童保育」のニーズがある。滞在型の学習教室は、こうした学童保育に近い形態で授業を行う。教材は通信教育のテキストを用い、トレーニングを受けた「シーダー(種をまく人の意味を持つ)」が、自宅で保護者が子供といっしょに勉強をするように教えるという。

 利用は、原則として平日のみで、週1日から週5日まで利用可能。最長で午後1時から午後7時までの6時間の利用ができる。料金は時間や回数で異なり、週1回3時間コースの1万8900円から。

 こうした学童保育の機能を持つ学習教室に、参入する学習塾が増えている。「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンは、保育所や学童保育の運営会社のサクセスアカデミーとの提携を10月に発表している。双方の利用者に互いのサービスを紹介し、生徒の確保につなげるのが狙い。このほか学研ホールディングスも、同様の教室を東京都八王子市に開いている。

 大手学習塾が、学童保育の機能を持つ学習教室を始める最大の理由は、少子化の進行だ。総務相が発表した平成21年10月1日時点の0歳~14歳の人口は1701万1000人で、前年に比べ16万5000人の減少している。この傾向は、今後も続くとみられており、低学年のうちに生徒を囲い込もうとする姿勢がうかがえる。

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