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住友金属工業(5405) 持分法投資損益悪化の影響大きく、11/3期の経常利益は計画を下回る見通し

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2010/12/27 18:00

<株価は悪材料を織り込みつつあるが、反発も難しい>
11/3期は、同社予想(期中に下方修正)の経常利益700億円を確保するのが難しくなったようだ。持分法適用会社SUMCO(3436)の当期損益の赤字幅が拡大するため、持分法投資損益が悪化する見通し。一時的要因ながら、一部高炉の不具合発生で下期の鋼材出荷数量も計画未達となる可能性がある。他の高炉メーカーの株価が比較的堅調に推移しているのに対して、同社の株価が見劣りするのは、これらの悪材料を織り込みつつあるのだろう。鋼材・鋼管のマージンが同社予想よりは改善するとのTIWの見方は変わらないが、11/3期業績見通しは期中に下方修正される懸念があり、当面は株価の反発も難しいと考える。
<持分法投資損益は150億円程度の減額を予想>
12月7日に、シリコンウエハー大手のSUMCOは、11/1期の最終損益の赤字幅が従来の120億円から660億円に拡大する見通しだと発表した。半導体シリコンウエハーの出荷数量が想定より減少するうえ、販売価格の低迷も続く見通し。生産拠点再編に伴う特別損失の計上も赤字幅拡大の要因。SUMCOは同社の持分法適用会社で、27.8%保有。今回のSUMCOの業績見通しの下方修正により、同社の持分法投資損益は、従来予想に対して約150億円の減額が予想される。(佐藤 謙三)
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【提供:TIW

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