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1月日経平均は9600円~10400円予想
日本固有の「3月決算売り需要」を警戒せよ

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2011/01/05 12:00

 カブ知恵の藤井英敏が、その月の相場がどう動くか、データをもとに予測します。

12月後半は円高進行で上値重め ドル建ての海外勢には良好なパフォーマンス

 日経平均は12月月間では2.9%上昇しました。2ヵ月連続の上昇です。循環物色の傾向が強まり、出遅れ感があった銀行株など金融株の上昇が目立ちました。ですが、10日のメジャーSQ値は10420.74円でした。これが「幻のSQ」となり、需給が悪化しました。

 このため、月後半は上値の重い調整が続きました。なお、日経平均の上値が重くなった主因は円高の進行です。実際、昨年最後の取引だった12月31日のNY外国為替市場で円相場は10日続伸し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=81円10~20銭で取引を終えました。一時1ドル=80円95銭まで上昇しました。

 日経平均の年内最終取引日(大納会)の30日の終値は10228.92円と、前年末の10546.44円から3.0%下落しました。年間で下落したのは2年ぶりのことです。また、10年1月4日(大発会)の始値の10609.34円を下回り、年足のローソク足も「陰線」になりました。歴史的な円高の影響を受け、主力の輸出関連企業の収益悪化懸念が強まり、輸出関連株が日経平均の足を引っ張りました。この結果、主要国の株価指数のなかで出遅れ感が目立ちました。

 ただし、円高・ドル安が進んだ結果、ドル建て日経平均は約1割上昇し、NYダウの上昇率にほぼ並んでいます。つまり、ドル建てで運用成績を評価する海外勢にとっては、日本株は良好なパフォーマンスを記録したわけです。(次ページへ続く)


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