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はみ出し銀行マンの投資相談室 Vol. 41
「人に投資の才能ってあるんでしょうか?」

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2011/01/17 12:00

はみ出し銀行マンの横田濱夫氏が、悩めるMONEYzine(マネージン)読者の投資相談に答えます。投資相談 Vol. 41は、自分の「投資の才能」に自信喪失気味の読者からの相談です。(バックナンバーはこちら)

今月の読者からの投資相談 Vol.41

 投資歴8年の会社員です。一昨年、結婚しました。独身時代は自分の資金だけでやっていたのですが、結婚を機に、妻の資金とあわせて運用することにしました。将来のマイホームの頭金として蓄えていたものをさらに大きく増やそうと考えたのです。ところが例の円高や株式相場低迷で、運用成績はマイナス続き。ハイリスク運用をしていることは、妻に内緒であるため、頭を抱えています。妻の資金には、妻の実家から援助してもらった500万円も含まれています。僕はこれまで、投資で稼いだお金で中古車を買ったり、台湾旅行へ行ったり、投資の才能はあるほうだと思っていました。なのに最近、こんな状況続きなので、自分の才能にちょっと自信喪失気味です。テクニカルな手法を勉強し、実践してみても、やはりうまくいきません。投資の才能って、持って生まれたものなのでしょうか? 後からの経験や勉強より、もともとの素質のほうが大きいものなのでしょうか?(専門商社勤務 男性・29歳)

はみ出し銀行マン・横田の答え

「才能」と言われると、自分にもそう自信はないので、ナンだけど、「向き・不向き」ということなら、そりゃ絶対にあると思うよ。

人間はそれぞれ顔形が違うように、向き・不向きだってある。得意分野や不得意分野も、人により違って当たり前だ。それはもう、生まれた時から備わっている(決まっている)もので、後からの努力やなんやらじゃ、とうていリカバーできない。

国語、算数、理科、社会…

 いちばんいい例が、小学校時代の成績だろう。国語、算数、理科、社会、体育、図工、音楽…。その中で、努力も何もしないだって、いい成績を取れた科目ってあったはずだ。

 今はどうか知らんが、あたしが子どもの時分の成績評価は5段階だった。最低の1から最高の5まで。

 その4とか5が、予習も復習もろくすっぽしないで、簡単に取れちゃった科目がある。教科書さえ読まずとも、テストの時になると、答えが自然に書けてしまう。

 そんな得意科目は、人によって、国語であったり、算数であったり、理科であったりと、まあいろいろだけど、そういった「取り柄」というのは、ガキの頃からすでに確立している。

 これがまさに「向き・不向き」でいうところの「向き」だよな。小学生なんて、いちばん素直な形で、自分の素質が現れる時期だから、ここで向いている科目というのは、本来、その人に備わっている才能と考えていい。

選択と集中、予習と復習

 一方で、努力してもなかなか良い成績をとれない科目ってのもある。先生から指摘され、親から怒られ、さらには塾へも通わされ、それでもなかなか良い成績がとれない。

 こういうのはつらいよな。もともと不得意科目なのに、努力しても報われず、しまいには嫌いになる。

 これこそ、持って生まれた「不向き」なんだと思う。努力してもせいぜい3か4で、5はなかなかとれない。それはもう、先天性のもので、いくら努力したって「それが得意な人」にはかなわない。だいたい元の素質が、1か2なんだから。

 こういう不得意科目は、経営資源の選択と集中のためからいって、いっそ捨てちゃったほうが正解なんだが、親や学校の先生はバカだから、それでも無理に努力させようとする。本当、困ったもんだ。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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