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ニンテンドー3DS発売間近でソフトも揃い踏み
半年後に勝負をかける?任天堂の戦略

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 任天堂から国内でのニンテンドー3DS(以下、3DS)の発売に関する詳細な情報が発表された。今回はそれに対する評価と今後の展開について考えてみたい。

3DSハードと同時発売のソフトタイトルラインナップにみる、3DS発売モメンタム

 任天堂は、3DSのハード同時発売となる、2月26日発売予定のソフトタイトルを発表した。印象としては、ハード同時発売タイトルとして、サードパーティの人気タイトルがある程度揃った格好だが、任天堂タイトルが1タイトルのみという点からすると、やや物足りない印象といえる。

 ただし、任天堂やサードパーティから2011年春発売予定、またはすでに3月発売予定と発表されたタイトルも多く、パイプラインとしては販売モメンタムが高水準を維持するのに十分と予想される。また、任天堂は四半期に1タイトル程度は、大型タイトルを発売するようなパイプラインとなっていると推測される。有力タイトルの「継続性」がハードの販売モメンタムを上昇させることは、Wiiのケースですでに経験済みで、そのこともその背景にあるのだろう。

 なお、ニンテンドーDS(以下、DS)のハード発売時と比較すると、タイトル数では少なくなるものの、すでに各タイトルが獲得している販売実績、人気は3DSの方が大きく上回ると推測され、ハード発売時の3DSの販売モメンタムはDS以上になる可能性が高い。

サードパーティからも続々! 3DSソフトタイトル人気予想

 任天堂の2011年春発売予定タイトルは、「STEEL DIVER」「ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D」「パイロットウイングス リゾート」となっており、継続的なソフトの供給が予想される。特に、1月初めに開催した体験会では、「ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D」の人気が高かった。2011年発売予定では、「STARFOX64 3D」「新・光神話 パルテナの鏡」が続く。

 サードパーティのタイトルでは、2011年春発売予定では、カプコンの「バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D」、コーエーテクモゲームス「DEAD OR ALIVE Dimensions」、バンダイナムコゲームスの「GUNDAM THE 3D BATTLE」や「ワンピース アンリミテッドクルーズSP」等が注目される。2011年発売予定では、KONAMIの「METAL GEAR SOLID SNAKE EATER」やレベルファイブの「キャバ嬢っぴ for Nintendo 3DS」が人気化する可能性が高いだろう。

3DSソフトの価格戦略 まずはDSと同水準から

 3DS向けソフトの価格は、DS向けよりも若干高めのタイトルはあるが、ほぼDS向けと同様の水準となろう。ちなみに、DS向け「「nintendogs」と3DS向け「nintendogs + cats」の価格は同一で4,800円だ。また、容量次第では、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のような「戦略的」な価格設定も可能な範囲と予想される。

 中期的にはライトユーザー層を取り込む段階で、価格の弾力性が重要になる局面があると予想されるが、こうした状況にも対応できる範囲といえよう。(次ページへ続く)


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