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パリ警察がFacebookに参戦
ひき逃げ情報呼びかけに利用

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2011/01/28 18:30

パリ警察はSNSを交通事故の目撃者探しに使用し始めた。ひき逃げ情報呼びかけのページをFacebookに作っている。

 今月よりパリ警察はSNSを交通事故の目撃者探しに使用し始めた。通信社ロイターが報じている。ひき逃げ情報呼びかけのページをFacebookで作成。リンクをクリックすると事故の詳細(日時・地図・状況など)が表示される。事件の早期解決にひと役買えるといいのだが、SNSの情報により事件解決につながったかは今のところ明らかになっていない。

 警察がFacebookで情報提供を呼びかけだすと、隣人の行動を報告する嫌がらせのために使用されたり、「壁に耳あり障子に目あり」のようで危険だと批判の声もあるが、パリ警察のFacebookには犯罪解決のための限られたネットワークながら約700人の“フレンズ”がいるという。イギリスでも殺人事件の情報提供呼びかけにFacebookが使用されている。

 一方、日本ではこのような動きはまだ見られない。しかしTwitterなどで個人が情報提供の呼びかけをしているのをたまに見かける。交通事故の例ではないが以下のような呼びかけだ。

「【拡散希望】○○県○○市で愛犬がいなくなってしまいました。お心当たりのある方、情報お願いします(犬の特徴などが記載されている)」という具合だ。

 大抵はペットや遺失物(携帯電話など)の情報提供呼びかけが多い。事件・事故の目撃者情報呼びかけなどに使われることはあまりないようだが、記者は行方不明になった父親の情報を呼びかける大変深刻なツイートを見かけたことがある。

 ちなみに拡散希望とツイートしておけば、フォロワーがリツイートしてくれることが多い。結果的に多くの人達の目に触れることに成功するため、重要なツイートの際には有効な手段である。

 Twitterはリツイートにより大勢の人の目に触れることには向いているが、時系列で発言が行われるため過去の発言は次々と流れていってしまい、探すことが困難になる。そういった意味では情報提供呼びかけとして使うにはFacebookのほうが有効だろう。

 日本でも警視庁などがSNSを利用して事件の情報提供を呼びかけ、犯人逮捕…。そんなニュースが流れる日が来るのもそう遠くないかもしれない。

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