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2月の日経平均は9700円~10400円予想
中東情勢と決算売りが落ち着くまで調整局面

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2011/02/04 09:00

 カブ知恵の藤井英敏が、その月の相場がどう動くか、データをもとに予測します。

1月の日経平均はほぼ横ばい 下旬の失速は新興国の金融引き締めと中東情勢

 日経平均は、1月の月間では0.1%上昇と、ほぼ横ばいでした。小幅ながら3ヵ月連続の上昇です。しかし、月足のローソク足は陰線でした。中旬までは堅調相場でしたが、下旬にかけ失速しました。

 この背景は、年明けから新興国を中心に金融引き締めが相次いだことで、世界的な景気減速懸念が強まり、海外投資家の日本株買いが月後半にかけて、細ったことが挙げられます。また、月末にはエジプトでムバラク大統領に退陣を求めるデモが過激化するなど、中東情勢が緊迫化しました。これが相場の足を引っ張りました。

2月は下落を予想 海外投資家の日本株買い意欲が後退

 このため、日経平均の昨年11月2日の9123.62円を起点にした上昇は、1月13日の10620.57円でいったん天井を打った可能性が高いとみて います。この間の上昇幅は1496.95円です。この38.1%押しが10048.74円、半値押しが9872.10円、61.8%押しが9695.45 円です。よって今後、最大で9700円付近までの押しはあり得ると考えます。

 相場下落を想定する主因は需給の悪化です。1月第3週(17~21日)の投資主体別売買動向では、海外投資家は12週連続の買い越しでしたが、買越額は438億円と、前週の3000億円と比べ8割以上減少したのです。新興国の金融引き締めが相次いだことで、海外投資家の日本株の買い意欲が大幅に後退したとみられています。(次ページへ続く)


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