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【証券】明日の戦略

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2011/02/02 16:57

明日の戦略-大幅続伸で25日移動平均を回復 あすは資源関連とファーストリ株に注目

 2日の東京市場は大幅続伸。日経平均は10400円台を回復した。全業種上昇したが、特に証券商品、銀行業、その他金融業、不動産業、ガラス土石などが値上り率上位。その一方で、空運業、医薬品、陸運業、電気・ガス業、海運業などの上値が重かった。売買代金上位は、三井住友、東芝、三菱UFJ、みずほ、トヨタ、日立など。
 日経平均は一時200円超上昇する場面もみられたが、10500円目前で伸び悩み。後場は狭いレンジでのもみ合いに終始した。東証1部の値上がり銘柄数は1400(全体の83.7%)に達し、規模別株価指数はすべて上昇。欧米株式相場の大幅高を受けて、国際優良株や金融、資源関連など幅広い銘柄に買いが入った。米自動車販売の好調で自動車株、直近売り込まれた金融株などの上昇が目立った。個別では、好決算発表の三井物産、三菱電機などが商いを伴って上昇。その一方で、DeNAの急落を受けてネット関連で利益確定売りに押される銘柄が散見された。
 米1月のISM製造業景況指数が60.8と市場予想(58)を大幅に上回り、2004年5月以来の高水準を記録したことを受けて、NYダウは2年7カ月ぶりに終値ベースで12000ドル台を回復。欧州市場も直近2カ月で最大の上昇を記録したことから、東京市場に買いが波及。日経平均は25日移動平均(10419円)の奪回に成功した。1月限SQ値(10470円)や心理的な節目の10500円近辺では、戻り待ち売り圧力は強そうだが、一気に突破すれば再び上昇トレンドを描くことが可能だろう。懸念されたエジプト情勢に関しては、ムバラク大統領が次期大統領選の不出馬を表明したことで沈静化する公算が大きく、先週末の急落は絶好の押し目買いの好機だったのだろう。中国市場は旧正月で1週間程度休場するため、リスク要因は少なそうだ。
 ほぼ全面高となったが、注目すべきは資源関連株だろう。銅相場はロンドンとニューヨークの市場で過去最高値を更新し、原油は北海ブレントが2年4カ月ぶりに100ドル台を突破した。エジプト情勢の沈静化により、原油は若干下落する可能性はあるものの、世界的な景気回復を背景に商品市況は強含みの展開が続くとみられる。きょうの取引時間中に3Q決算を発表した三井物産は業績予想および配当予想を上方修正し、株価は急伸。通期最終利益は過去最高水準に迫り、年間配当は過去最高を更新する。他の大手商社も軒並み業績好調で、通期業績および配当も過去最高水準にあるため見直し余地はありそうだ。また、引け後に発表されたファーストリの月次売上高も見逃せない。1月既存店売上高は前年同月比10.7%増(前月は15.5%減)と6カ月ぶりにプラスに転じ、2ケタ増は実に13カ月ぶり。同社株はファナックと並んで日経平均の寄与度が大きい銘柄で、1月相場では同社株の下落が相場の重しになったが、今回は同社株が相場のけん役になることが期待されよう。

提供:株式会社TCフィナンシャルテクノロジーズ



【提供:ひまわり証券



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