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FX「予想外のリスクを避ける方法」 戦略的な損失は成功の一歩

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2011/02/08 10:00

これまで1年間にわたり「12の罠」について述べてきましたが、本当は知っておいたほうがいい「罠」があるのでこちらを紹介しましょう。(バックナンバーはこちら)

「戦略的な損失」なら神経質になりすぎないこと!

「FXのリスクとは何ですか?」と質問すると、初心者のほとんどが「損をすることだ」と答えます。つまり、自分は上昇すると思ったのに、予想に反して下落してしまったため損失が出る、ということです。

 でも、あらかじめそれを想定してロスカット(損失の拡大を防ぐために損失を確定すること)を設定しておけば、そのようなリスクは軽減されるわけです。したがって、「ロスカットを最初から決めておく」ことを戦略的に行えば、たとえ予想に反して損失が出たとしても、それは戦略としては成功というべきでしょう。

 FXで100%勝ち続けることは、まずできないと考えたほうがよいでしょう。それよりも、ロスカットを決めて損失をなるべく減らしながら、利益を重ねていくことが重要なのです。ですから、損失が出ることを恐れて、いちいち「リスクだ、リスクだ!」と神経質になりすぎないこともポイントです。

予想外に損失が広がる「スリッページ」

 とはいえ、ロスカットを設定して損失を限定しても、リスクが消えることはありません。

 たとえば、85円でドルを買ったとします。このとき、「1円上昇したら利益を確定しよう」と戦略を立てたとしましょう。そして、予想に反した場合は、50銭下がったときにロスカットをして損失を限定させたいと考えていました。

 この考え方だと、予想が当たる確率が50%であっても、トータル的には利益が損失を上回ることになります。しかし、ここで50%の確率で予想を的中させるには、ファンダメンタルとテクニカルの分析が必要です。いくら自分の勘に自信がある人でも、50%の的中率を持続させるには、知識と分析力が必須です。

 しかし、せっかく戦略を立てても「50%の的中率でもトータルで利益が出るのか」と楽観的になってしまう人がいます。このような性格も「リスク」といえるでしょう。また、いつも強気で勝負を挑む人もリスクの高い性格です。こんなタイプの人は、分析を怠ったり、自分の勘に頼りすぎたりして失敗しがちです。

 では、性格的にリスクが低く、知識と分析力がそこそこある人なら儲けることができるのでしょうか。(次ページへ続く)


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