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【証券】今日の株式見通し

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2011/02/14 08:04

今日の株式見通し-円安進行や地政学リスク後退で買い安心感、大証新システムへの影響も注視へ

 東京市場は堅調な展開が予想される。円安や米景気回復への期待感に加え、円安進行、エジプト情勢への懸念が短期的に後退したことなども買い安心感につながろう。
 好決算や業界再編期待など背景に海外勢による日本株買いが予想され、国際優良株やメガバンク株などが指数をけん引する展開か。決算発表が大方終了したことで好業績銘柄への選別買い、またノンバンク株や海運株などへの物色も続きそうだ。
 週末の日経平均の終値が2月限SQ値(10561円41銭)を上回ったことも、心理的な買い安心感になろう。

 寄り前に10-12月期GDPが発表される。前期比年率マイナス2%程度と5四半期ぶりにマイナスに転じる見通しだが、新興国経済や米景気の堅調で1-3月期はプラスに転じるとみられており、10-12月期の材料出尽くしで、逆にポジティブに評価される公算大。
 また、きょうから大証がデリバティブシステムを刷新し、先物・オプション取引の昼休みが廃止される。取引時間中の値動きの乏しい相場環境が続いてきたが、新システムの導入によって値動きに期待した市場参加者が増えるかどうかが注目される。

 日経平均の予想レンジは10710円-10630円。5日移動平均線(10日現在、10599円)上を維持しており、短期上昇基調は継続とみられる。週初は上昇が鈍くなる5日移動平均線だが、一目均衡表では転換線が強くなる週でもあり、ここからの一段高に期待したい。26日前の遅行線の位置が年初に一段高となったタイミングにくるため、同じく騰勢を強められるかどうかが注目される。
 一方、1月21日ザラ場安値(10257円)に対して、31日安値(10182円)は切り下げて反発。1月13日高値(10620円)に対して、切り下げた値幅と同等幅切り上げて反落するとすれば、いったん基準線(10442円)あたりまで調整する可能性も考えられる。
 上値メドは10765円、10941円、11081円など。下値メドは基準線10442円、200日移動平均線9844円処がある。

 今週は日銀金融政策決定会合(14日~15日)が開催されるほか、経済指標では1月首都圏新規マンション発売、1月工作機械受注(15日)、12月第三次産業活動指数(16日)、12月景気動向指数(17日)、日本製半導体製造装置BBレシオ(18日)などが予定されている。米国では、2月NY連銀製造業景気指数、1月輸入物価指数、1月小売売上高、1月企業在庫、2月NAHB住宅市場指数(15日)、MBA住宅ローン申請指数、1月住宅着工件数、1月生産者物価指数、1月鉱工業生産、1月設備稼働率、FOMC議事録公開(16日)、1月消費者物価指数、1月景気先行指標総合指数(17日)。中国では15日に1月の生産者物価、消費者物価などが発表される。また、週末にG20財務相・中央銀行総裁会議(パリ18日~19日)が開かれる。

 10日のNY株式市場でダウ平均は前日比10.60ドル安と9日間ぶりの反落。NASDAQは1.38ポイント高、SP500は0.99ポイント上昇した。シスコシステムズの決算内容が嫌気され、テクノロジーセクターが重しに。ダウ平均は一時82.95ドル安まで下落する場面もあったが、押し目買いや買い戻しなどで前日終値付近まで戻した。
 一方、11日のダウ平均は前日比43.97ドル高と反発。NASDAQは18.89ポイント高、SP500は7.28ポイント上昇して取引を終えた。2月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)の強い結果を好感。エジプト大統領が辞任したことを受けて、不透明感が払しょくされたことも上昇の要因となった。業種別では金融や一般消費財、資本財などが上昇、エネルギーは下げた。
 ドル建てCME225先物は10日の大証日中終値と比べて95円高の10715円、円建ては85円高の10705円で終えた。

提供:株式会社TCフィナンシャルテクノロジーズ



【提供:ひまわり証券



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