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インターネット掲示板での殺人予告に罰金
未遂でも損害賠償120万円支払ったケースも

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2011/02/20 16:00

インターネットの掲示板で無差別殺人予告をしたとして中学生が逮捕されたが、これまでには民事で訴えられ、損害賠償金を支払ったケースも。

 インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に6日午後、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSi」を使って「2月11日午後21時ぴったりに新宿駅ハイウエーバスの入り口辺りで通り魔を起こす。死にたくない人はゲームに参加しないことだな」などと書き込む事件が発生した。

 これを受け、警視庁は12日までに、バス営業会社に周辺の警戒を強化させるなど、バス会社の業務を妨害したとして、威力業務妨害の疑いで、横浜市に住む中学3年の男子生徒(15)を逮捕した。男子生徒は騒動を起こした動機について、「1人で書き込んだ。どれぐらい騒ぐか見てみたかった」と供述しているという。

 威力業務妨害は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられる。またこのような書き込みを行い、業務上被害を受けた企業があった場合、損害賠償を請求される可能性もある。

 2008年7月2日、携帯電話のインターネット掲示板に「マリンメッセ福岡であるコンサートを中止しろ。無差別に刺し殺す。警備隊がいる時は乱射する。その後に自殺する」などと書き込む事件が発生した。この事件では、書き込みを行った福岡県久留米市の会社役員は、偽計業務妨害罪で逮捕された。マリンメッセ福岡(福岡市博多区)を管理・運営する財団法人は、約120万円の損害賠償を同被告に請求し、同被告は全額を支払っている。

 政府は内閣官房のホームページ上で、インターネット上の違法・有害情報対策を紹介。インターネット上で殺人予告が載っていた場合に対して、「犯罪の予告を掲示板等に書き込むことは、たとえいたずら半分であったとしても脅迫、業務妨害等の犯罪に当たる場合があります。人命等に関わる具体的な犯行予告を発見した場合には、110番へ通報してください。必ずしも緊急ではない犯罪の予告を発見した場合には、最寄りの警察署又は都道府県警察サイバー犯罪相談窓口へ情報提供してください」としている。

 事件が起こらなかったことは不幸中の幸いであるものの、安易な書き込みによってもたらされる被害は多方面に及ぶ。匿名のインターネット掲示板においても、一般社会と同等のモラルが要求されることを改めて認識したい。

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