MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

売買ルール、検証で痛い目をみないために 
資産グラフ、単利・複利運用の基礎を押さえよう

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2011/03/30 09:00

運用方法は検証と実運用で使い分けよう!

 資金の運用方法には大きくわけて2種類あります。それは単利運用複利運用です。

 単利運用とは、利益が出てもその利益は投資資金に回さず、初期の資金のみで運用する方法です。500万円で運用を始めたら、利益が出てもずっと500万円で運用を続けるわけです。投入資金が固定になりますので常に一定のリスクで投資を継続出来ます。

 複利運用は、利益も運用資金に回します。500万円で運用を始めて利益が100万円でたら600万円で運用を続けるというイメージです。こうすると時間が経つに連れて多くの資金を使った投資が可能になり、資金効率のよい運用となります。

 それでは例をお見せしましょう。こちらは第4回でもご紹介した売買ルールです。

銘柄 全市場銘柄(株式投資)
検証期間 2000年1月~2011年1月
仕掛け条件 終値が15日間の移動平均の-10%以下になった銘柄を買う
手仕舞い条件 +5%で利益確定
-5%で損切り
どっちつかずのまま25日経過したら手仕舞い
その他条件 終値が250円以下の銘柄は対象外
出来高が少ない銘柄(過去15日で1億以下)は対象外

 以下の図は、このルールを単利運用した結果と複利運用した場合の資産曲線ですが、複利運用ですと単利より多くの利益をあげているのがわかります。大きな利益を求めるなら、複利運用は必須の運用テクニックなのです。

単利運用の場合:500万⇒約1,800万円

複利運用の場合:500万⇒約2,600万円


  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

著者プロフィール

  • 船越 英和(フナコシ ヒデカズ)

    有限会社ツクヨミ 代表取締役。
    1970年生まれ。ゲームソフトのプログラマー、Windows用パッケージソフト開発、組み込み系エンジニアを経て、2005年に有限会社ツクヨミを設立。 本業のソフトウェア開発経験と、趣味である投資経験を生かし、2008年からシステムトレードソフト イザナミ の販売を開始。 2010年、大手証券会社プログラムトレーディング部門への導入、公立商業高校への投資教材としての納品を実現。
    システムトレードという素晴らしい投資手法を世に広めるために鋭意活動中!

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5