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下宿生の食費、1日「783円」
30年前よりも低い水準に落ち込む

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2011/03/13 14:30

下宿生は不況によって生活費が減少している。しかしアルバイトも、就職活動に時間を取られてできないという。

 全国大学生活協同組合連合会は、91の大学生協で大学生にアンケート調査を行い、2万1698名から回答を得た。そのうち、経年での変化を比較するため、毎年指定している31大学生協で回収したデータをもとに「第46回学生生活実態調査」としてその結果を発表した。

 調査結果によると、2010年の下宿生の生活費は、1カ月11万7770円で、10年前の13万3970円に比べ、1万6200円減少していた。また、収入も2010年が12万2610円だったのに対し、10年前は13万7760円で1万5150円減少している。イマドキの下宿生は収入の減少に応じて、生活費の支出を抑えて生活している様子がうかがえる。

 調査では、生活費の内訳についても調べている。生活費には住居費のほか、食費、教養娯楽費、書籍費、日常費などが含まれており、それぞれの内訳を比較すると、2010年の住居費が5万4640円で10年前の5万4140円とほぼ同水準だった。

 また、2010年の食費は2万3510円で10年前より4670円の減少、教養娯楽費は8260円で10年前より1550円の減少、書籍費は2250円で660円の減少、日常費は6500円で3300円の減少だった。イマドキの下宿生は、節約のできない住居費を除き、ほとんど全ての支出を削って何とかヤリクリしているようだ。

 特に食費については、30年前の2万8800円より5290円も低く、1日あたりに換算すると約783円になる。かなり苦しい状況が浮かび上がる。

 では、収入を増やすためにアルバイトをすればいいと思うが、この点について聞いたところ、今後の対策としてアルバイトを増やすと考えている学生が4割近くいた。しかし、1週間のアルバイトの平均勤務日数は2.6日で、前年度の2.7日よりわずかに減少している。

 その理由は就職活動のため、「時間がない」「アルバイトの期間や曜日の条件が合わない」などが挙げられていた。就職難の影響もイマドキの下宿生の生活を直撃していることが分かる。

 イマドキの若者は、モノを欲しがらない傾向が強いと言われている。そのわけは、学生時代からガマンを強いられてきた影響があるのかもしれない。

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