MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

震災後の株式市場、乱高下繰り返す
復興を願い今後の市場を展望

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2011/03/19 14:00

阪神淡路大震災でも株価は暴落したが、その後株価は反発した。暴落がいつまで続くのか、見極めが肝心だ。

 3月11日に発生した東日本大地震とそれに伴う津波は、東日本エリアに深刻な被害をもたらした。この影響を受け、東京株式市場の株価も不安定な動きを続けている。週明けの東京株式市場の日経平均株価は大幅安で始まり、14日の終値は633円94銭安の9620円49銭となった。また翌15日は1015円34銭安の8605円15銭と、昨年来安値を更新。下落率は歴代で3番目の大きさ、下落幅でも17番目の大きさとなった。

 日本企業の業績が上向きつつあり、株価の回復が期待されていただけに、今回の震災は市場に大きな衝撃を与えた。

 今後の株式市場については、さまざまな見方がある。そこで今回の震災同様、大きな被害をもたらした1995年の阪神淡路大震災後の株価の動きを振り返ってみたい。95年1月17日に発生した地震翌日の日経平均株価は、大きく下げることはなかったものの、その後ジリジリと値を下げ、1月23日の月曜日の株価は暴落した。終値は1054円安の1万7785円49銭で、下落率は5.60%に及んだ。

 震災直後は「復興需要で建設や住宅関連は上昇が見込める」「壊れた家財道具に対する需要がある」といった楽観的な見方が一部であったものの、その後テレビなどで放送された被災地の映像を見て、地震による被害の深刻さが明らかになったことが、暴落につながったとみられる。

 今回の震災で影響を受けた経済規模は、道路などのインフラへの被害が広範囲に及んでいることや、原子力発電所の事故による電力不足も重なっていることから、阪神淡路大震災よりも影響は大きいとみられている。

 ただ「山高ければ、谷深し」などといった相場格言があるように、暴落すればその反動で急騰するケースが多い。阪神淡路大震災から1カ月後の日経平均株価は1万7830円02銭で、暴落時の終値を上回っている。

 また、2001年の9月に発生したアメリカ同時多発テロでは、直後の日経平均株価は6.98%暴落したが、1カ月後は1万632円35銭まで回復し、暴落時の終値を1割ほど上回っている。株式市場の予想は難しく、過去の経験則が必ず当てはまるわけではないが、震災復興の兆しとともに今回も反発する時期が必ずくるであろう。

【関連記事】
おしゃれなふんどし「しゃれふん」で世界を目指す 広告・SEO一切ナシで目立つ方法とは?
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
「10分完売のチョコレートビールをきっかけにネットショップに力を マニア向けから一般の人にもわかりやすく」
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは
日本の一級品を世界へ!グローバルECサイト「MONOHUB」、たった3人の起業物語

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5