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余ったポイントで東日本大震災の復興支援
急速に広がる「ポイント募金」の動き

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2011/03/19 16:00

震災支援としてネット経由の募金が広がる中、手持ちのポイントを使った「ポイント募金」が注目を集めている。

 東日本大震災を受け、インターネット経由での義援金寄付が活発化する中、金銭的な負担のかからない寄付として、手持ちのポイントを義援金に充当できる「ポイント募金」が注目を集めている。

 知名度を活かし、インターネット上で多くの義援金を集めたのがヤフーだ。ヤフーの募金は、募金コンテンツの壁紙を購入することで、PC版では1口500円から、モバイル版では1口50円から寄付ができる他、同社サービスの利用を通じて付与される「Yahoo!ポイント」を募金に充当できる。募金受付は地震発生の11日から始まり、3月16日時点で総額は9億円を突破した。

 日本最大級のポイント交換サイト「Gポイント」を運営するジープランは、会員から寄せられたポイント募金の要望を受けて、3月15日からポイント募金を開始した。募金先は同社となり、各都道府県の災害対策本部などを通じて全額寄付される。

 ヤフー、ジープランともに、寄付ポイントは1ポイント当たり1円換算。1ポイント以上、1ポイント単位で募金できるため、ポイント交換ができない端数のポイントも有効活用できる。

 矢野経済研究所によると、2009年のポイントサイト市場規模は247億6000万円。2012年には384億円に成長することが予測され、市場規模は年々拡大傾向にある。一方、ポイント利用に際しては、単位や期限などの制限により、ポイントを利用できないまま失効させてしまう人も少なくなかった。その点、ポイントを通じた寄付なら、現金のように身銭を切る必要がなく、余ったポイントや期限切れ間近のポイントも上手く活用できる。

 その他にも、カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するTUTAYAの「Tポイント」やローソンの「Pontaポイント」、ぐるなびスーパーの「『ぐ』ポイント」、JCBカード の「Oki Dokiポイント」など、ポイント募金を採用する企業は広がりをみせている。「金銭的な余裕はないが、震災の復興を支援したい」という人は、手持ちのポイントで募金することが可能だ。

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