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三菱ケミカルホールディングス(4188) 鹿島事業所の復旧にはかなりの期間がかかる見通し

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2011/03/22 15:00

<物流機能の復旧にはかなりの期間がかかる見通し>
東日本大震災により、3月16日時点の鹿島事業所の状況は、自家発電の停止、桟橋やバース(船着き場)の損傷のため、陸上・海上いずれによる入出荷も困難な状況となっている。物流機能の復旧にはかなりの期間がかかる見通しである。
<同社の鹿島事業所はコンビナート内の要>
同社の鹿島事業所はコンビナート内でエチレンやプロピレンの基礎化学品を製造しており、化学会社へ販売する要となる位置付けである。業界紙である化学工業日報によると、鹿島での事業規模は三菱化学グループ全体で約3,000億円(10/3期出荷ベース)であるもよう。
<当面、軟調な株価展開を予想する>
TIWでは、同社に対して三菱レイヨンとのシナジー効果発現やリチウイオン電池4部材、PAN系炭素繊維など有望な製品群を多く有しており、中長期的には業績拡大余地があるとの見方をしている。しかし、今般の震災による鹿島事業所の復旧には時間がかかる見通しから、12/3期は減収減益が避けられないと想定、当面軟調な株価展開を予想する。リスク要因は、鹿島事業所の復旧の長期化、原燃料価格の乱高下によるスプレッド(仕入値と売価の値差)の低下、田辺三菱製薬(4508)の子会社による薬事法違反に対する行政処分の影響、など。(高橋 俊郎)
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【提供:TIW

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