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就職活動の費用負担に苦労
平均は12万2000円、ネットカフェで寝泊りも

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2011/03/27 14:00

学生が内定をもらうまでに説明会に参加するのは24社、面接を受けるのは14社だった。活動するための費用負担を重いと感じる学生が多い。

 ソフトバンク・ヒューマンキャピタルが、今年就職する21歳~25歳の男女400名を対象に、就職活動に関する実態を調査した。調査結果によると、学生が就職活動の際にプレエントリーした会社の数は、10社未満が25.8%で最も高かった。次いで多かったのが100社以上にプレエントリーした学生で23.8%、以下50社~59社の10.8%、20社~29社の9.0%と続いた。平均は55社だった。

 プレエントリーは別名「ウェブエントリー」とも呼ばれ、インターネット就職情報サイトから企業に自分の個人情報を送り、その企業に興味があるという意思を表明する。プレエントリーすると、メールなどで会社資料や説明会情報、エントリーシートなどが送られてくる。中にはIDとパスワードを配布する企業もあり、それがないと採用ページから説明会の情報が得られないケースもある。

 一方、文部科学省と厚生労働省の調査によると、今春卒業を予定している大学生の昨年12月1日時点の就職内定率は68.8%で、調査が始まった1996年以降で最低となった。内定を獲得できない学生はプレエントリーを繰り返し、4人に1人が100社以上にプレエントリーしていた。プレエントリーした後は会社の説明会に参加し、実際に面接を受けることになる。それぞれの数の平均は、説明会に参加した会社の数が24社、面接まで受けた会社の数が14社だった。

 これだけの数の説明会や面接に参加するとなれば、その費用負担は相当なものになる。ソフトバンク・ヒューマンキャピタル社が実施した別の調査では、地方圏の学生が関東圏の企業へ就職するための活動費を調べている。

 それによると活動費の平均は12万2000円で、中には30万円以上費やした学生も11.8%いることが明らかになっている。また、宿泊費を抑えるためにインターネットカフェに泊まった経験があると回答した学生も11.8%おり、費用捻出のために苦労している様子がうかがえる。

 就職活動の費用は親からの補助だけでなく、アルバイトや貯金などから賄われているという。現在内定をもらっている学生は、就職活動と学業、アルバイトのスケジュール調整に頭を悩ませながら、努力した結果が内定獲得につながっているようだ。

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