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カルソニックカンセイ(7248) カバレッジ再開 。タイ・中国で日産向け堅調、震災は復旧作業が進む

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2011/03/31 18:00

<株価には割安感があるが、震災影響不透明が重石>
継続的なコスト改善活動による収益体質強化や主要取引先日産自動車(7201、以下日産)の海外展開活発化に伴う中期的な数量増期待、などを踏まえると清算価値を下回る株価水準には割安感があろう。但し、当面は東日本大震災(以下震災)の影響不透明が株価の重石となろう。なお、日産の電気自動車(EV)「リーフ」投入とともにスタートしたEV向け部品の生産が将来的には注目される。
<3Qは想定以上の大幅増益、震災により計画達成は微妙>
11/3期3Q(10-12月)の営業利益は前年同期比5.2倍の58億円となり、付加価値売上高に対する営業利益率はTIW推定で4.4%と従来から大きく改善した。中国やタイでの日産向け好調、合理化効果などが好業績に寄与したと見られる。円高や補助金修了影響を厳しく見ていたこともあり同社想定を上回る着地となり2月初旬に通期計画は上方修正された。しかし、震災影響による期末にかけての操業低下で修正計画達成は微妙とTIWは考える。なお、震災により東北・関東の生産拠点の一部が被害を受けたが、足元では復旧作業が進み、生産再開の準備が整いつつある様子。今後は本格稼働への準備を図る方向。12/3期は海外は堅調が引き続き予想されるが、震災影響が不透明であり、現段階で適切な見通しは立て難く、TIW予想は前期並みとし、震災影響が明確になった段階で見直すこととする。(高田 悟)
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【提供:TIW

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