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ショーワ(7274) 生産拠点への大きな影響は無く、新興国需要が支えとなろう

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2011/04/07 15:00

<大震災による生産拠点への大きな被害は無かった>
東日本大震災(以下大震災)により、栃木四輪開発センターにおいて、壁、天井、設備などの損傷が発生した。しかし、国内生産拠点については生産活動に影響を及ぼす大きな被害はなく、取引先生産との連動を採りながらの稼働となっているもよう。但し、開発センターの修復費用や震災後の稼働低下の影響が11/3期、12/3期業績に影響しよう。
<11/3期は計画並の着地となったと見る、新興国が好調>
11/3期は3Q累計(4-12月)決算公表時に上方修正の計画線で着地したとTIWは予想。上方修正は3Q(10-12月)の上ぶれの上乗せに止めたと見られ、4Q(1-3月)は最終赤字の見通しとなるなど計画保守性によるバッファーで震災後の影響を吸収したと見ている。なお、同社は11/3期に入り3度通期計画を上方修正するなど、業績はV字回復を見ているが(1)新興国四輪、二輪向けの好調、(2)生産体質の改善と事業運営効率化による先進国収益の改善、などが背景。因みに3Q累計の調整前営業利益は81億円(前年同期▲32億円)となったが、内、南米、アジア、中国で78億円を稼いだ。
<新興国二輪向けが強み、株価は市場平均を上回るだろう>
12/3期業績予想は大震災影響が不透明なため暫定的に前期並とする。想定される国内悪化は高採算の新興国二輪、四輪向けがある程度補うだろう。株価は市場平均を上回る展開を見込む。(1)自動車部品セクター内で新興国二輪向けの存在が評価される、(2)収益体質強化が進んだ、(3)株価の大幅な清算価値割れ、などが理由である。主要取引先の生産減、原材料高、円高、不具合発生、などがリスク要因。(高田 悟)

【提供:TIW

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