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3月の外国人観光客、前年比50%減
アキバなど各地で誘致の動き活発

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2011/04/23 14:00

東日本大震災の影響で、日本を訪れる外国人観光客のキャンセルが相次いでいる。そこで、外国人を呼び込むための取り組みが始まった。

 日本政府観光局の発表によると、今年3月に日本を訪れた外国人は約37万8800人で、前年同月比で50.3%減少し、過去最大の減少幅となった。3月下旬には、外国人観光客に人気の「日本の桜観光旅行」の時期を迎え、毎年多くの人が訪れる時期だが、今年は東日本大震災と地震にともなう原発事故の影響で、外国人観光客のキャンセルが相次いだ。

 影響は地震の震源地から遠い九州地方にもおよぶ。最近人気の中国から九州へのクルーズ旅行がキャンセルされたほか、沖縄県でも地震から4週間で外国人旅行客約1万人が渡航をキャンセルした。

 こうした状況に対し、各地で再誘致の動きが活発になっている。オタクの聖地「秋葉原」では、外国から来た人たちに安心して楽しんでもらうための「おもてなしプロジェクト」が実施された。このプロジェクトは震災以前から計画されていたものだが、震災直後に実行するか否かは意見が分かれたという。しかし、「元気な日本の姿をアピールし、日本中に元気を取り戻したい」という強い思いから、決行された。当日はAYUMIさんが、秋葉原おもてなしプロジェクトの公式ソング「ようこそアキバへ!」を歌うなどして盛り上げた。

 一方、沖縄の支援策としては、国民新党の下地幹郎幹事長が福山哲郎官房副長官と会談し、中国から沖縄への入域者を対象にノービザ制度を導入するよう要請した。これに対し、福山氏は導入に向けた方向性を政府内で取りまとめる意向を示すなど、前向きに検討している模様だ。

 震災から1ヵ月が経過し、被災地の支援セールやイベントが各地で開催されるなど、復興ムードが盛り上がりつつある。国内に外国人観光客を呼び込むためには、福島第一原発の事故が収束することはもちろんだが、その前にわれわれ日本人が元気を取り戻す必要がありそうだ。

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著者プロフィール

  • サイトウ イサム(サイトウ イサム)

    静岡県在住のファイナンシャルプランナー。自らの投資経験をもとに、ライティング活動を行っている。得意分野は「株」と「不動産投資」。最近では、医療裁判やリスクマネジメントに関するライティングも行っている。趣味は釣り、サーフィンをはじめとしたマリンスポーツ。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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