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液状化現象、ディズニーランド免れ
理由は地盤改良工事にあり

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2011/05/03 14:00

 東日本大震災にともなう液状化現象の影響で、市内の4分の3が埋め立て地の浦安市では、一部地域の道路に亀裂が走り、段差が生じた。JR新浦安駅前の歩道はアスファルトが隆起し、敷石の陥没なども見られ、地中から土砂が噴き出した。

 被害はライフラインにも及んでおり、地盤沈下で多くの水道管や下水道管、ガス管が破損し、断水やガスと下水の不通が続き、市民生活に大きな支障が生じた。浦安市では、こうした東日本大震災による被害総額を734億円と見積もっている。

 一方、浦安市の東京ディズニーランドでは、駐車場の一部で液状化現象が発生したものの、テーマパーク内では液状化現象が発生せず、建物に被害はなかった。そのため、東京ディズニーランドは4月15日から、東京ディズニーシーは4月28日から運営を再開している。

 東京ディズニーランドなど液状化が発生しなかった地域は、1978年の建築基準法の改正以降に埋め立てが行われ、液状化対策の地盤改良工事が施されていた。

 東京ディズニーランドの敷地内では「サンドコンパクション・パイル工法」と呼ばれる工法が取られており、締め固めた砂の柱を地中に多数埋め込むことで地中の密度を高め、地震の振動による液状化現象を防止することができるという。羽田空港の第4滑走路や江東区などでも、この「サンドコンパクション・パイル工法」による地盤改良工事が行なわれており、埋立地の軟弱な地盤を補強している。

 東京駅までの通勤時間が20分弱と利便性が高く、市内に東京ディズニーランドもあることから、人気が高かった浦安市。しかし、今回の震災によって埋立地の脆弱さがあらわになった。今後の復旧に際しては、軟弱な地盤の改良工事が必要になりそうだ。

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