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小学生のスマホユーザー増加中
課題はネットリテラシー

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2011/05/02 14:00

 携帯電話の普及台数は、いまや1人1台は当たり前という時代になり、最近では利用者層の低年齢化も目立ってきている。中高生はもちろんのこと、小学生でも自分専用の携帯電話を使っているのを目にするケースは珍しくなくなってきた。

 メディアインタラクティブが3月に全国の5歳から12歳までの子どもをがいる1400世帯を対象にした調査では、「幼稚園、保育園、小学校のいずれかに通う子どもたちに自分専用の携帯電話を持たせている」との回答世帯が24.6%に上った。「現在は持たせていなくても、中学校や高校への進学を機に持たせたいと思っている」という回答も57.1%となり、いずれ多くの子どもたちが携帯電話を持つ現状が示された。

 同調査で、すでに12歳以下の子どもたちに携帯電話を持たせている家庭に、その理由を複数回答方式で尋ねたところ、「どこにいても連絡が取れるようにするため」が76.7%、「防犯対策に効果があると思うから」が43.0%、「GPS機能で子どもの居場所を確認できるため」が32.6%となっている。いざという時のための連絡ツールや子どもを安全に守る備えとしての意識が高いようだ。

 一方、小学生以下の子どもには携帯電話を持たせていないという家庭に、同じくその理由を尋ねてみたところ、「まだ早すぎるから」という回答が92.2%と圧倒的多数を占めた。子どもたちが携帯電話からインターネット上の望ましくないサイトへアクセスして事件に巻き込まれたり、いじめやトラブルの温床とされる「学校裏サイト」などを、親の目の届かないところで利用して問題に発展するなど、懸念されている点は少なくない。

 また今回の調査で興味深い利用実態として、一般の携帯電話よりも販売価格、利用料金ともに高額となりがちな「iPhone」に代表されるスマートフォンを所有している割合は、すでに小学生以下の携帯電話ユーザー全体の7.0%に上った。

 メディアインタラクティブが今年1月に大人を対象に実施した調査では、全携帯電話ユーザーに占めるスマートフォンユーザーの割合は16.8%で、さらなる伸びが期待されている。

 今後、小学生以下の年齢層にもスマートフォンが徐々に普及していくとみられる。子どもを持つ保護者のニーズを上手くつかみ、子どもがトラブルに巻き込まれないような対策を講じることができれば、この市場は広がる余地がありそうだ。

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