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JSR(4185) 12/3期上期は自動車サプライチェーンの動向を注視したい

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2011/04/27 18:00

<株価は妥当な水準と考える>
株価は妥当な水準だろう。その理由としては、東日本大震災の直接的影響は軽微であり、同社見解と同じく多角化(半導体・FPD材料)関連のサプライチェーンの影響も限定的と考えるものの、(1)12/3期上期の自動車サプライチェーン影響にはやや不透明感がある、(2)指標面に特段の割安感はない、と考えるためである。
<11/3期の震災影響は軽微にとどまった>
11/3期は売上高3,406億円(前期比10%増)、営業利益390億円(同93%増)と会社計画を上回って着地。多角化の減収減益をエラストマー(合成ゴム)がカバーした。足元も、エラストマーは堅調に推移しているもよう。なお、11/3期での東日本大震災の影響は、売上高で10億円、営業利益で3億円の減額要因、特別損失は4億円と軽微であった。
<12/3期は下期偏重型を計画している>
同社12/3期計画は震災の影響を織込んでも増収増益を計画。ただ、上期は売上高1,750億円(前年同期比3%増)、営業利益170億円(同15%減)であり下期回復型を計画。同社は、向こう3年の世界市場の伸び率はタイヤ生産本数が6〜7%増、半導体材料は金額ベースで4〜5%増、FPD材料は同2〜3%増と予想。業績計画はやや保守的に作成しているもようであり、 TIWでも同社計画は妥当と考える。ただ、12/3期上期は自動車サプライチェーンの動向が懸念材料だろう。リスク要因は、原燃料の乱高下や半導体、FPD、自動車など対面業界の市場が軟化すること、為替動向、など。(高橋 俊郎)

【提供:TIW

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