MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

日立金属(5486) 11/3期は大幅営業増益だが、四半期別では4Qで営業減益

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2011/04/28 18:00

<割安感なしと判断>
12/3期のTIW予想PER18.4倍や、11/3期末実績PBR1.72倍に割安感が無いといえよう。加えて、ネオジ系焼結磁石の原料問題(調達と価格)や2014年以降の応用特許切れなどの不安材料は、株価上昇の大きな足かせ要因となろう。
<11/3期決算発表>
11/3期の営業利益は431億円(前期比3.2倍)となった。営業損益を四半期別みると1Q(4-6月)120億円(前年同期比165億円改善)、2Q(7-9月)99億円(同9.9倍)、3Q(10-12月)121億円(1.7倍)、4Q(1-3月)91億円(同6%減)となった。4Qの営業減益は、一部東日本大震災に伴う影響があったものの、主因はレアアースなど原料高によるもの。
<会社予想公表せず>
会社側は計画停電による影響など見通すことが困難とし、12/3期の業績見通しを公表しなかった。ただし、自動車生産台数など、ユーザーの動向を見極め次第速やかに公表する見通し。
<原料高懸念>
TIWでは12/3期の営業利益を380億円(前期比12%減)と予想する。原料高デメリットが引き続き懸念されることに加え、自動車生産台数の低迷に伴う販売数量減を想定。レアアースについては、引き続き市況の上昇基調が続くものと思われる。環境問題などで鉱山開発の遅れが懸念されるため。(溝上 泰吏)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。http://www.tiw.jp/service/database.html#inside

【提供:TIW

【関連記事】
昭和電工(4004) 11/12期1Qはセグメント別に好悪ありつつもまずまずの滑り出し
11/3期本決算発表での注目点 -高辻 成彦-
JSR(4185) 12/3期上期は自動車サプライチェーンの動向を注視したい
ファナック(6954) 11/3期は会社計画を上回る着地。12/3期上期も拡大が続く見通し

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5