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京セラ(6971) 堅調な部品需要から12/3期も増収営業増益基調が持続する見通し

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2011/05/10 18:00

<株価には依然上昇余地があるとみる>
東日本大震災の影響は比較的軽微と考えられる。短期的には震災の間接影響が想定されるが、スマートフォン向けなど旺盛な需要を背景に通期で営業増益の見通しが示されたことは安心感を与えよう。セラミックパッケージなど国際競争力も高い部品が収益成長を支えるとみられる他、太陽電池の販売拡大、通信機器の改善など複数のドライバーがあることから、中期的に利益成長を持続することが可能とみる。現在の株価は、12/3期TIW予想PERが14倍台で、株価の上昇余地があるとTIWでは考えている。
<増収営業増益基調の継続見通しはポジティブ材料>
11/3期は前の期比18%増収、営業利益2.4倍の1,559億円。震災の影響は相対的に軽微で、売上・営業利益ともに計画値を確保。コンシューマ機器、産業機器、自動車市場向けなどの旺盛な需要に対応したタイムリーな能力増強も奏功し、部品事業の事業利益率が17.4%まで向上した他、通信機器が3期ぶりに黒字転換した。また、今12/3期について前期比7%増収、8%営業増益と増収増益基調が継続する見通しを示したことはポジティブに捉えられよう。前半は国内顧客の生産活動停滞の影響が想定されるものの、今後は復興需要も見込まれる。加えて、環境エネルギー関連の需要は国内外で更に高まるとみられ、同社はその恩恵を享受できる可能性が高い。(服部 隆生)
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【提供:TIW

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