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ファンケル(4921) 12/3期は12年春スタートするブランド再構築への準備の年

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2011/05/10 15:00

<株価は軟調な展開を予想する>
株価は軟調な展開を予想する。その理由は、12/3期はブランド再構築のための費用増により低調な業績が予想される。加えてTIWではブランド再構築の具体的な施策が見えにくく、中期的な業績拡大に対してやや懐疑的にみているためである。なお、香港・中国の販売代理店FNL/FNCCL社(以下、2社)からの仲裁申し立てに関して進展はないが販売は堅調に推移。
<11/3期は6%減収、22%営業減益>
11/3期は前期比6%減収、同22%減益。化粧品販売の不振が主因。化粧品海外売上高は同21%減収の55億円だが、2社連結なしの基準では同13%増となった。また、栄養補助食品「カロリミット」は前期比2倍増収と好調に推移した。なお、東日本大震災による影響は売上高で4億円減収、特別損失は0.8億円を計上した。
<新中期3カ年計画は1年先延ばし>
新中期3カ年計画の開始を震災影響を主因に1年先延ばしを公表。今期はブランド再構築に向けた準備の年とする。ブランド再構築は、香港などで高品質で認知されている「無添加」の価値を広める方針。新ラインナップ販売により顧客増を狙う。しかし、現時点では2社との協業は難しいと推測され、また、ブランドの再構築は容易ではなく具体的な施策も提示されておらず、先行きに不透明感があると考える。業績に関しては12/3期の同社計画は微増収減益。TIWでは、売上はブランド再構築を行う際への買い控えを予想するため未達を予想、利益は販管費管理により達成可能と予想する。リスク要因は、2社の動向、ブランド価値の毀損、など。(高橋 俊郎)

【提供:TIW

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