この数年、ランニングブームが続いており、「皇居ラン」や「美ジョガー」など、ランニングに関する新たなワードも生まれている。
トレンダーズ株式会社は3月、20~39歳のビジネスパーソン男女500名に「ランニング」に関する調査をインターネットで行った。調査結果によると「現在、ランニングが流行していると思いますか?」と尋ねたところ、78%が「思う」と回答した。
その理由として「近所の公園や公道で走っている人をよくみかける」「スポーツショップのランニングコーナーが以前より拡大している」などがあり、普段の生活の中でランニングブームを実感している人が多かった。また、「ランニングを趣味としている」と回答した人も13%おり、ビジネスパーソンの8人に1人がランニングの趣味があることも分かった。
また「ランニングが趣味」と回答した人に、ランニングを始めた時期を尋ねると、5年以上前と答えた方が23%で最も多く、2年以上~3年未満が17%、1年以上~2年未満が15%と続いた。ランニングを長く続けている人が多く、ビジネスパーソンの間でランニングブームが続いていることが分かる。
そんな中、ランナーに人気のある皇居周辺のホテルでは、ランナー向けのサービスを提供する宿泊プランも登場している。
そのひとつが「ホテルモントレ半蔵門」の「皇居1周5キロ ランニング応援プラン」。ランニング用にタオルが用意されているほか、希望すればウェアのレンタルにも応じてくれる。また水分補給用にミネラルウォーターと2本と、走った後のエネルギー補給用のエナジーサプライゼリーが1個プレゼントされる。さらに、皇居コース内の距離数表示や給水所、コース近隣のお勧め飲食店などが掲載されたマップも用意されており、出張のついでに皇居ランニングが堪能できる。料金はシングル1名7000円から。
また「ホテルメトロポリタン丸の内」には「ジョギングサポートプラン」がある。こちらも、水分補給用にゲータレード1本がプレゼントされ、皇居までのジョギングマップが準備されている。さらに、リラクゼーションスポット「リラクゼ東京グランアージュ店」を10%割引で利用できる特典などもあり、ランニングの疲れを癒すことも可能だ。料金はシングル1名1万7500円から。
これらのホテルのプランを使えば、東京近郊の人々だけでなく、地方のランナーも「皇居ラン」が気軽に楽しめそうだ。
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