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オムロン(6645) 会社側は1Q売上予想のみ公表。国内IABの需要の強さは見極める必要あり

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2011/05/10 18:00

<株価には依然上昇余地>
震災影響で12/3期は特に前半は減速も想定されるが、影響は比較的軽微に留まると予想される。短期的には減速しても、中国における自動化・省力化ニーズの取り込みなどにより、中期的に収益の拡大基調が持続できるとTIWでは見ている。株価には依然上昇余地があると考える。
<11/3期業績は概ね想定線での着地>
11/3期は前の期比18%増収、営業利益は3.7倍の480億円。震災影響は若干あったものの、売上・営業利益ともに概ね計画に近い線で着地。部門別では前年に体温計特需のあったHCBが減収となった以外、他部門は全て2桁増収を記録、特に主力のIABは33%増収で国内外ともに好調に推移。
<国内IABの動向はしばらく見極める必要>
会社側の12/3期1Q(4-6月)売上ガイダンスは1,450億円(前年同期比1%強減)。部門別に見ればIABは10%強の増収を見込む一方、他の部門では減収を想定。国内のIABは4月に入って非常に強い受注・引合いがある模様ながら、部品逼迫を睨んだ前倒し調達の可能性もあり、実需という観点からはもうしばらく混乱が落ち着くのを待って確認する必要があろう。ただ、中国・アジアでの生産活動は引続き活発で、12/3期も高い収益成長が期待できる。中国では人件費高騰が顕著となっているが、自動化・省力化ニーズが同社に追い風になるとのTIWの見方に変わりは無い。(服部 隆生)
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【提供:TIW

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