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富裕層向け、資金数千万からの口座開設
日本でも広がるプライベートバンキングとは?

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2011/05/21 14:00

 欧米の富裕層が資産の長期的な管理や運用に利用するプライベートバンキング。あの「スイス銀行」もこの範疇。日本でも徐々に浸透しているとみられる。

 日本をはじめとして、世界各国の銀行などの金融機関には、プライベートバンキングというサービスがある。サービスの対象者は富裕層で、口座開設に際しては、千万単位、金融機関によっては億単位の資金が即座に用意できる人々に向けて、高度な金融サービスが提供される。

 そのサービス内容は多彩を極めており、資産の長期的な管理、運用という金融面はもちろんのこと、医療、趣味他金融面以外のニーズにも対応している。

 中でもプライベートバンキング発祥の地、スイス国内に本店を構える銀行のサービスは、富裕層にとってステータス的な存在。そして、このスイス国内に本店があるのが「スイス銀行」。歴史と実績に裏打ちされた高品質な金融商品の数々があり、さらに顧客情報は一切公表しないという徹底した秘匿性が、支持される理由のようだ。

 ただし、秘匿性の高さは諸刃の剣で、逆手にとる輩も多い。犯罪やテロ組織、独裁者などがそれだ。現に先日も、スイスの銀行にあるカダフィ(リビア)、ムバラク(エジプト)、ベンアリ(チュニジア)らの総額8億3000万スイスフラン(約780億円)の資産が凍結されたとのニュースは記憶に新しい。

 一方、日本の金融機関におけるプライベートバンキングの歴史はまだ浅く、力を入れ始めたのは2005年頃とみられる。きっかけは、リタイアの時を迎えた団塊世代の退職金を当て込んだものだった。

 現在では、90万3000世帯とされる日本の富裕層(2008年調査)に向けて、メガバンク他の銀行系金融グループ、信託銀行、証券会社、さらには外資系が入り乱れて、顧客獲得に躍起となっている。日本経済は停滞しているが、少子高齢化が続く日本ではこの分野の市場拡大は続きそうだ。

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