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「大型連休は巣ごもり」が8割
震災の影響、休日の過ごし方にも

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2011/05/29 18:00

 東日本大震災の発生から2か月以上が経過したものの、いまだにその影響は被災地のみならず日本全国で幅広い分野に及んでいる。日常生活は元通りになっても、休日の過ごし方などは以前と比べて変化している。

 リサーチ・アンド・ディベロプメントとクロス・マーケティングが5月に共同で実施した、首都圏に住む18歳から74歳までの男女3050名を対象とするインターネット調査によると、「自分や家族の暮らしは、ほぼ震災前の生活スタイルに戻ってきたと思う」との回答者が73.5%に上った。震災の1か月後に実施された同様の調査時よりも、震災による直接的な影響がほぼなくなり、元通りの生活に戻ったと感じる人の割合が着実に増えている。

 しかし「これから景気が悪化して、不況で生活が苦しくなっていくのではないかと心配だ」との回答者は、不安の程度に違いはあるものの全体の88.3%にも上っている。また「電力不足によって不便な生活を強いられるのではないかと気になっている」との回答は、震災の1か月後よりも増加して90.5%に達した。依然として先行き不安な状況が続いていると思ってる人が多いようだ。

 この影響は人々の長期休暇の過ごし方にまで及んでいる。パナソニックが東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の3県を除く日本全国の男女を対象に、今年のゴールデンウィーク後に実施した調査結果によれば、「今年は大型連休中でも家で過ごす時間が多かった」との回答者が80.6%に到達。

 また「昨年までと比較して、ゴールデンウィークなのに家の中で過ごす時間が増えた」との回答は4割を超え、巣篭もり傾向が強まっていることが示された。「海外旅行に行った」と答えた人はわずかに0.6%、「帰省をのぞく国内旅行に出かけた日がある」との回答も16.3%にとどまり、例年より大きく減少したという。

 時間が経過するにつれて、震災の日常生活への直接的な影響は弱まりつつあるのかもしれないが、まだまだ人々の意識の中では不安感が根強く残っている様子がうかがえる。休日やレジャーの過ごし方といった分野でも、震災の影響が消えるまでには時間がかかりそうだ。

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