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売買ルール作成でもっとも重要な「資金管理」 
3つの分散投資と検証方法

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2011/06/15 09:00

資金管理といえば分散投資! 3種類の分散投資をマスターしよう

 もし、1つの銘柄にすべての資金を投資すると、その銘柄が下落した場合は資金が大幅に減ってしまいます。下手をすれば、いきなり破産です。そうしたリスクを軽減するために、資金を分散して投資する手法を「分散投資」と呼びます。

 この資金管理ルールを作成する上で外せない分散投資ですが、「よーし分散だ」といって、単純にすべての資金を4銘柄ぐらいに分散なんて愚かなことはしないでくださいね。

 「分散」には、以下のような種類があります。

  1. 総資金を投資資金と余裕資金に分散
  2. 時間分散
  3. 銘柄分散

 それぞれ、いろいろな問題を解決するために欠かせない分散なので、きっちりと理解しましょう。

分散投資1:総資金を投資資金と余裕資金に分散

 総資金が500万円あるからといって、それをすべて市場に出してしまうのはリスクの高い行為です。確かに持てる力をすべてつぎ込めば、リターンは大きいですが、損失時のダメージも大きくなります。少なくなった資金で、再度元の金額に戻すのは非常に難しいのです。

 1つ例を出しましょう。例えば総資金500万円のうち400万円を投資金額とします。余った100万円が余裕資金となりますね。ここで残念なことに20%という大きい損失が発生したとします。500万円すべて使っていたら、(500x20%=)100万円のドローダウン(損失)です。余裕資金をキープして投資資金を400万円にしていれば、(400x20%=)80万円のドローダウンですみます。

 総資金すべてを使っていた場合は、元の資金に戻すのに400万円で100万円分つまり、25%の利益が必要になります。しかし余裕資金を残していた場合は、余裕資金から80万を持ってくることで、投資資金を400万円に戻すことができ、その400万円で80万円分つまり20%の利益で元の金額に戻すことができるのです。

 常に余裕を残すという方法が、大きな損失を防ぎ長期的に安定した利益を生みます。なるべく余裕資金をもった資金管理ルールにすることが大切です。


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著者プロフィール

  • 船越 英和(フナコシ ヒデカズ)

    有限会社ツクヨミ 代表取締役。
    1970年生まれ。ゲームソフトのプログラマー、Windows用パッケージソフト開発、組み込み系エンジニアを経て、2005年に有限会社ツクヨミを設立。 本業のソフトウェア開発経験と、趣味である投資経験を生かし、2008年からシステムトレードソフト イザナミ の販売を開始。 2010年、大手証券会社プログラムトレーディング部門への導入、公立商業高校への投資教材としての納品を実現。
    システムトレードという素晴らしい投資手法を世に広めるために鋭意活動中!

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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