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日立建機(6305) 12/3期会社計画を公表。従来TIW業績予想を上回るポジティブな内容

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2011/05/30 18:00

<12/3期会社計画を公表>
5月26日に会社側はこれまで未公表だった12/3期会社計画を公表した。内容は売上高9,000億円(前期比16%増)、営業利益650億円(同57%増)と従来TIW業績予想を上回るポジティブな内容。
<12/3期売上計画は中国が世界需要より強めの前提>
12/3期売上計画(前期比)を地域別に見ると、国内:+1%、米州:+32%、欧州:+6%、中国:+27%。一方、油圧ショベル(建設機械の主力)の12/3期世界需要台数(前期比)の前提は国内:+26%、欧州:+11%、北米:+44%、中国:+15%。全体では+15%。世界需要と比べると同社の中国売上計画の前提はやや強気だが、一方で国内売上計画はやや保守的な印象。国内は東日本大震災の影響を考慮してのものと思われる。なお生産稼動は既に通常時の状況まで回復している。
<12/3期では北米需要の存在感が増すと予想>
12/3期の建設機械需要動向について、TIWでは(1)中国では11/3期ほどの伸びは望みにくいものの、増加基調は変わらない、(2)北米では11/3期以上に回復が強まってくる、と想定している。これまで中国の需要が同社業績を大きく支えていたが、12/3期では北米の存在感が増して来るだろう。中国の売上計画はやや強気であるものの、北米の需要回復や国内の復興需要などを考えると、12/3期会社計画は達成可能と考える。従来TIW業績予想より会社計画が大きく上回っていたことや、増収増益基調が変わらないと確認されたことを踏まえ、現在の株価には上昇余地があると考える。(高辻 成彦)

【提供:TIW

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