MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

ADEKA(4401) 12/3期計画は非公表だが、TIWでは少なくとも前期並みを予想する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2011/05/30 15:00

<株価は徐々に切り上がる展開を予想する>
東日本大震災の影響から12/3期計画が非公表であることが主因で株価は評価されにくい状況と推測するが、徐々に切り上がる展開を予想する。その理由は、(1)TIW予想PER、実績PBRに割安感が強い、(2)現時点でTIWでは少なくとも前期並みの業績を予想する、(3)13/3期以降海外展開の加速により業績貢献が見込まれる、などによる。
<11/3期は当期純利益以外は計画を上回った>
11/3期は、東日本大震災により国内7工場のうち4工場で被害を受けたが、震災前まで堅調な推移。震災影響で特別損失を19億円計上したものの、当期純利益以外は会社計画を上回った。なお、戦略24製品は前期比28%増の売上高220億円。
<TIWでは12/3期は前期並みの業績は可能だろう>
12/3期は前期並みの業績は可能とTIWでは考える。7月稼働予定の相馬工場(福島県)以外は5月中にはほぼ平常稼動。また、戦略24製品が会社計画の前期比36%増の売上高300億円程度は可能と考えるからだ。戦略24製品は、(1)バター風味マーガリンは原料価格の上昇があるものの、マーガリンと代替関係にあるバターの供給がタイトになると予想されており伸張余地がある、(2)震災の間接的影響は少ないと推測される半導体向けは高誘電材料の続伸が見込まれる、などによる。また、主力の樹脂添加剤については、樹脂製造各社が付加価値品を優先させているため堅調な推移を予想することに加え、11年3月中国や同9月の韓国での生産開始、同8月の中東工場竣工などが13/3期以降本格的に業績貢献するだろう。リスク要因は、震災影響の長期化、原燃料価格の乱高下、など。(高橋 俊郎)

【提供:TIW

【関連記事】
日立建機(6305) 12/3期会社計画を公表。従来TIW業績予想を上回るポジティブな内容
日本製鋼所(5631) 注目の原発部材、足元キャンセルないが、一部に納期延長
11/3期本決算発表を終えての印象  -高辻 成彦-
住友化学(4005) 12/3期は投資に対する回収の過渡期となろう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5