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東邦亜鉛(5707) 12/3期は工場被災で落ち込むも、13/3期にはCBH社の増産分が収益貢献へ

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2011/05/30 18:00

<現状の株価水準が妥当と判断>
足元の非鉄市況が低迷していること加え、震災で工場の稼動が停止中である。12/3期1Q(4-6月)の営業損益が赤字となる可能性があるため、株価は一時的に弱含むものと思われる。しかし、11/3期末実績PBR0.85倍や今2Q(7-9月)以降は工場の復旧により業績が回復してくることを加味すると、現状の株価水準は妥当と判断する。
 <11/3期は、おおむね前期並みを確保>
11/3期の経常利益は87億円(前期比1.6%減)とおおむね前期並みを確保した。製錬マージンの悪化や為替の円高デメリットなどの減益分を在庫評価損の減少分と非鉄市況の上昇などの増益分で概ねカバーしたことによる。なお、純利益が75億円(前期比62.1%増)と拡大したのは、連結子会社となった豪州CBH社の段階取得に係る差益22億円と投資有価証券償還益32億円を特別利益として計上したため。
<高まる鉛需要>
鉛は、主用途である鉛バッテリー需要が旺盛であることに加えて、鉛の放射能遮蔽効果から原発向けにその引き合いが高まっている。同社は鉛で国内4割のシェアをにぎる。
<12/3期、TIW予想を下方修正>
TIWでは12/3期の経常利益を59億円(前期比32%減)と従来の102億円(前期比17%増)から下方修正する。市況前提の見直しや被災による影響を加味した。(溝上 泰吏)
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【提供:TIW

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