医学生物学研究所は、グライエンスが実施する第三者割当増資を引受け、同社を子会社化する(医薬品業界のM&A)。
グライエンスは、糖鎖構造解析受託及びレクチン機能活性を活用した虫歯抑制食品の製品化開発ならびに食中毒菌をプロファイルする品質管理の簡易試験方法の開発等を行っているベンチャー企業。
引受ける株式は、35,000株。取得価額は、35百万円。
グライエンスは現在赤字決算となっているが、今回の増資により、債務超過状態を解消し手許資金が確保されることで、現在進行中のレクチンチップによる細胞プロファイリング、糖鎖解析事業等の研究開発の早期展開、新規レクチン開発による大手食品会社などの提携(口腔ケア製品、及び食品品質管理など)に注力できるため、積極的な事業展開が可能となり、3 年後の黒字転換を見込ンでいる。
【提供:M&A仲介の株式会社ストライク】
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