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日常生活にも影響与える円高
株、外貨預金など投資でマイナス影響大

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2011/11/19 18:00

 続く歴史的な円高。日常生活では、投資に関して、マイナスな影響が出ているようだ。

 長引く円高によって、多くの日本人の生活に多大の影響が及んでおり、そのプラス面よりはマイナス面の影響を懸念する人が多いようだ。

 メディアインタラクティブが今年10月に実施した調査によると、「円高が日常生活にまで影響を与えている」と回答した人の割合が、全体の35.6%に上った。その影響について、「円高で得をしていると思う」が12%だったのに対して、「円高で損をしてしまったと思う」が26%となり、マイナス面での影響の方が多いことが明らかになった。

 具体的に円高が生活にプラスとなった効果としては「スーパーやデパートなどの円高還元セールで安く買い物ができた」がトップで、「輸入品が安く買えた」や「海外の製品を安くで購入できるようになった」など、主に買い物の面で円高の恩恵を受けている人が目立った。「安く海外旅行に行けた」や「日本円を安く外貨に両替できた」など、海外へ赴く機会がある人にも恩恵が及んでいる。

 一方で、円高で被ったマイナス面の影響としては、「持ち株の株価が下がって損をした」「外貨預金が元本割れを起こしてしまった」など投資に関する回答が目立った。さらに、「会社の業績が悪化して給料が下がった」など、生活に直接的なダメージが及んでいる様子も見受けられる。

 また、経済産業省が今年8月に実施した、日本国内の企業154社へのヒアリング調査の結果でも、1ドル76円の為替レートが半年以上継続した場合に「深刻な減益決算となってしまう」との回答が、大企業の32%を占めた。中小企業に限れば、円高のマイナス面での影響はさらに大きく、「現在の円高水準では大幅な減益になる」との回答が7割を超えている。また、円高への対応策として「生産工場や研究開発施設の海外移転」を検討している企業が増加の一途をたどっている。

 今後、いつまで歴史的な超円高の状態が続くことになるのか不明だが、すでに多くの企業や個人の生活に少なからぬ影響が及んでいることは確かなようだ。

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