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辰年生まれの法人設立、バブル期が最多
売上高トップは東芝の3兆5909億円

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2011/12/23 16:00

 来年の干支である「辰年」。過去を振り返ってみると、1880年には君が代に曲が付けられ、1928年には衆議院議員総選挙で初の普通選挙が実施され、1940年には源泉徴収が始まった。今日の日本を支える制度の礎がスタートした年が多かった。

 そんな辰年に設立された法人について、東京商工リサーチが調査を行った。東京商工リサーチの企業情報(2011年11月26日時点)をもとに、設立年が確認できた法人134万6648社のうち、1880年以降に設立された法人の中から抽出し分析した。

 それによると、辰年に設立された法人数は9万7548社で、最も古かった法人は、1880年3月設立の丸善(東京都)だった。丸善は設立当時の世襲制という商慣習をやめ、会社所有と経営を分けるなど、日本初の近代的な会社といわれている。次いで古かったのが、同年5月に設立された大日本印刷(東京都)で、現在では世界最大規模の総合印刷会社に成長している。このほかでは、東芝(1904年設立)、出光興産、ヱスビー食品、花王、クラリオン(1940年設立)など、業界を代表する企業も目立っている。

 企業の規模別に見ると、売上高別は1億円以上5億円未満の法人が全体の34.7%、従業員数別では5人未満が39.1%だった。売上高のトップは、総合電機メーカーの東芝で3兆2756億円。次いで出光興産の3兆2756億円、日本アクセスの1兆2782億円、大日本印刷の1兆764億円と続いた。

 辰年の設立年別では、1988年の3万1415社が最も多く、全体の32.2%を占めた。この年は、1986年12月から51カ月続いた「バブル期」にあり、株式市場や不動産市場に資金が流入し、景気拡大とともに多くの企業が設立されている。

 今年を振り返ると、国内では東日本大震災があり日本に大きな試練が訪れた。一方、世界でも欧州の財政危機などさまざまな混乱が生じた。そんな混沌とする中、来年は「辰年生まれ」の法人の活躍に期待したい。

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