MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

もっとも信頼が高いクチコミは「実体験」
話題のステマ、消費者は簡単に踊らない

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2012/02/12 00:00

 クチコミで何かを決断した人は、女性で93%、男性で77%に達した。しかし、ネット上の情報は玉石混淆で、ステルスマーケティングが物議を醸している。

 飲食店の人気ランキングサイト「食べログ」で、やらせ投稿が発覚し大きな問題になった。問題となっているのは、店の評判を上げるために毎月5件ずつの高評価をつけ、運営者に分からないよう、店舗を人気店であるかのように見せるという行為で、ステルスマーケティングともいわれる。やらせ投稿を行なっていた業者は、見返りとして月額10万円を店舗から受け取っていた。こうした業者は複数確認されており、「食べログ」を運営するカカクコムは、法的措置を取ることを検討しているという。

 この問題がこれほどクローズアップされているのは、ユーザーの書き込みやクチコミが、消費行動に影響を及ぼすとみられているためだ。

 それを裏付ける調査結果がある。旅行予約サイト エクスペディア ジャパンが、2011年12月、20~50歳の男女400名を対象に実施した調査によると、「クチコミをよく見る・たまに見る」人のうち、クチコミをきっかけに何かを決断したことがあると回答したのは、女性で93%、男性で77%と高い結果が出た。

 ただし、クチコミを信用すると答えた人に対し、どんなクチコミを信用するのか複数回答で尋ねたところ、「実体験の書き込みが多い(67%)」「利用者が多い(65%)」「書き込み数が多い(58%)」といった回答をしており、ユーザーは情報の信憑性を含めて、判断材料にしようとしている様子がうかがえる。

 ネット上には多くの情報が氾濫している。ユーザー側も店側もこうした背景を十分認識した上で利用するのがよさそうだ。

【関連記事】
おしゃれなふんどし「しゃれふん」で世界を目指す 広告・SEO一切ナシで目立つ方法とは?
「香川を代表する讃岐うどんの老舗として、安売りはできない」 ネットショップ開設19年、うどん本陣山田家の今後の戦略
「10分完売のチョコレートビールをきっかけにネットショップに力を マニア向けから一般の人にもわかりやすく」
食品と電報の掛け合わせアイデア商品『マシュマロ電報』が大ヒット!軌道に乗るまでわずか3ヵ月の秘訣とは
日本の一級品を世界へ!グローバルECサイト「MONOHUB」、たった3人の起業物語

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5