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携帯普及率低めの高齢者獲得へ
3キャリア、離れた家族を見守るサービス提供

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2012/03/24 12:00

 機械操作が苦手な高齢者は、携帯電話を持ちたがらない人も多い。一方で普及率が低いこの世代は、新規ユーザーを確保する上で魅力的な市場ともいえる。

 総務相の平成22年通信利用動向調査によると、携帯電話の普及率は年齢が高くなるほど低くなっていた。具体的な普及率は、20代で95.7%、30代で93.3%、40代で91.1%、50代で85.5%だった。さらにその上の世代では、60歳から64歳までが77.8%、65歳から69歳までが67.0%になり、70代では45.7%まで落ち込み、80歳以上にいたっては17.2%になった。

 そんな中、携帯電話各社は高齢者向けのサービスの提供に力を入れ、高齢者世代のユーザー確保に乗り出している。

 例えばKDDIは、大切な家族を日常生活のなかで見守りたい家族のために、歩数計機能を搭載し、カウントされた歩数をあらかじめ登録した相手に自動的に送信することができる「見守り歩数計Mi-Look(ミルック)」を販売している。ミルックには相手先を限定した通話機能も備わっているため、機械操作が苦手な高齢者でも簡単な操作で利用できる。月額利用料は1,095円から。

 またNTTドコモは、「つながりほっとサポート」を提供している。このサービスに加入すれば、あらかじめ指定した「つながりメンバー」へ、携帯電話の開閉回数や電池残量、カメラの利用状況などをメールで知らせてくれる。月額利用料は105円。

 一方ソフトバンクは、「みまもりホームセキュリティ」を提供。離れたところに暮らす家族が、一定期間に1度もドアを開けないなどといった異常を感知するとメールで知らせてくれるというもの。月額利用料は490円から。

 少子高齢化が進み、離れたところに暮らす家族の安否を気にかける人も増えている。高齢者世代向けのサービス拡充は、携帯電話各社にとって重要なテーマになりそうだ。

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