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大同特殊鋼(5471) 2014中期経営計画を発表、グローバル化を加速

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2012/03/26 15:00

<株価の上昇余地ありとの見方を継続>
今回発表された中計の内容には、大きなサプライズはないが、同社得意製品を中心に成長市場の取り込みを目指す。経常利益の伸び率は、年率14.5%成長とするも、次世代磁石などの貢献を織り込んでいないことなどから、保守的な内容といえよう。予想ROE10.7%台に対する11年12月末実績PBR1.3倍台も業績は回復基調にあるため、株価には上昇余地があるとの前回見方を継続する。
<2014中期経営計画を発表>
3月21日、同社は14年度を最終とする中期経営計画を発表した。経常利益を12/3期の会社計画の300億円から15/3期に450億円にする内容。市況変動による減益要因をコスト改善で吸収し、既存製品の数量増効果と次世代製品などの拡販効果で稼ぎ出す計画。これに伴い13/3期より新事業セグメントが適用される。
<成長市場の取り込み図るも、非日系への拡販がポイント>
同社は、今中計で世界最強の特殊鋼メーカーを目指す。企業体質強化と成長戦略の実現を掲げた。既存製品の競争力強化のため、知多工場の再構築を行い、安定受注・利益確保に努め、アライアンスを推進する。また、成長戦略としては、アジア成長市場の取り込みに加え、次世代成長(自動車構造変化、エネルギー、医療など)事業の拡大を計る。ただ、アジアの成長市場は、日系メーカーのみならず、欧米メーカーも取り込みを図っているため、非日系への拡販が、出来るか否かが、中計達成のひとつのポイントとなろう。(溝上 泰吏)

【提供:TIW

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