MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

東邦チタニウム(5727) 増資を発表、財務体質強化と将来の生産設備増強の伏せ石か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2012/03/29 15:00

<第三者割当による新株発行を発表>
3月28日、同社は第三者割当による新株発行を発表した。発行株式数は1,050万株で、調達資金は143億円になる。引き受け先は、JXホールディングス(5020:以下JX)と新日本製鐵(5401:以下新日鐵)が、それぞれ1,000万株、50万株となる。なお、希薄化は17%程度。
 <財務体質強化>
調達した143億円のうち110億円は、借入金の返済に充てられ、残りを八幡工場に新設するEV炉(電子溶解炉)などに充てられる。新設されるEV炉のチタンインゴット生産能力は、12,000トン/年。12年4月着工、13年10月稼動を予定、総投資額は53億円。
<JXの長期借り入れが可能>
今回の増資により大株主の持分比率は、次のように変わる。親会社であるJXは42.55%→50.31%と過半数を超える。これにより、JXからの長期借り入れが可能となり、将来のスポンジチタン生産設備のような大型投資の際に活用できる。なお、取引量の最も多い新日鐵は4.94%→4.91%と若干低下するも2位をキープ。
<株価水準は割安>
希薄化を懸念して、一時弱含む展開があると思われるものの、主力製品であるチタン業界の環境に変化がない。航空機向けに向こう5年で年率19%成長が見込まれる、などから、2月3日付の見方を継続する。(溝上 泰吏)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。http://www.tiw.jp/service/database.html#inside

【提供:TIW

【関連記事】
サイバーエージェント(4751) 収益増加傾向は広告代理事業の変革次第で飛躍する可能性有り
太平洋工業(7250) 主力2事業好調により13年3月期は過去最高営業益が見込まれる
日本触媒(4114) 13年3月期は主力製品SAPの端境期も底堅い業績を予想する
積水ハウス(1928) カバレッジ再開。国際事業を軸に中期成長を目指す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5