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三菱重工業(7011) 原発再稼働先送りが足かせも、LNGシフトで中期成長期待

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2012/03/30 18:00

<株価は市場平均を超える可能性があると予想>
同社の株価は、13/3期TIW予想PER30.4倍と、類似業種他社より明らかに高い水準にあるが、その差は過去に比べて特に大きい水準にあるわけではない。LNGシフトが加速する状況になれば、同社に対する評価が更に高まる余地は十分に考えられよう。今後の株価推移は、市場平均を超える可能性があると、TIWでは予想する。
<原発再稼動の更なる先送りが足かせ>
12/3期3Q累計(4-12月)業績は、受注高が21,118億円と前年同期比13%増加、売上高が19,589億円(前年同期比   -6%)の減収、営業利益が980億円(前年同期比+21%)の増益。船舶・海洋部門と原動機部門の受注が伸びたのに対して、航空・宇宙部門が大きく減少した。売上ベースでは、原動機部門と機械・鉄鋼部門が減収となった。4Q(1-3月)に入っても、LNG及び化学関連受注は好調だが、売上ベースでは、原発再稼動の更なる先送りが足かせとなり、今期会社通期計画の達成が難しい状況。
<LNGシフトで中期的成長継続期待>
同社は事業構造改革を加速し、ガスタービンを中心とした原動機部門に注力する度合いを高める方向性を見せている。LNGシフトが進む中、同業大手との競争は厳しいものとなるだろうが、省エネ需要が効率面で勝る同社の優位性をもたらすことになろう。当該分野に資源を集中する構えを見せる同社の方針は、中期的成長継続に繋がる期待が持てよう。(糸井 正和)
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【提供:TIW

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