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ソニー(6758) 経営説明会ではポジティブな見方に変える程の内容はなかった

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2012/04/20 18:00

<株価は本格反発は期待しづらい>
現在の株価は、12月末実績PBRが0.6倍台、12/3期末のTIW推定PBRが0.7倍弱という水準。悪材料は概ね織り込まれたとみるが、膨大な赤字を垂れ流すテレビ事業の置かれた環境は依然厳しく、現在進める構造改革が早期かつ現実的に目に見える効果を上げられるか確信を持てる状況にはなく、株価の本格反発は期待しづらい。
<12/3期の最終赤字は5200億円に拡大>
同社は4月10日、12/3期の最終損益が5,200億円の赤字になる見通しと発表した。修正額3,000億円の約8割が米国事業において繰延税金資産の評価性引当金を計上することが要因で、残る約2割は移転価格の見直しに伴う追加税金費用の計上による。今回の下方修正自体はネガティブな話ながら、3月末の繰延税金資産は数百億円レベルにまで減少した模様であり、当面の追加リスクは限定的と考えられる。
<経営説明会を開催>
また、4月12日には経営説明会を開催。エレクトロニクスではデジタルイメージング、ゲーム、モバイルの3つのコア領域に集中投資を行い、テレビ事業については固定費削減、オペレーションコストの削減、商品力強化で13年度の黒字化を目指す。テレビやソニー全体の改革への新社長の強い意気込みは今回伝わってきたものの、ポジティブなスタンスへ変える程の内容はなかったとTIWでは受け止めている。(服部 隆生)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。http://www.tiw.jp/service/database.html#inside

【提供:TIW

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